全部しまわないのがコツ! 時短研究家ママおすすめ「3段階収納」で衣替え時短

2025/10/05

季節の変わり目になると、毎日の服選びに悩むことが増えませんか?「まだ暑いのに半袖が見つからない」「急に冷え込んだのに長袖が出ていない」。そんなモヤっとした時間が積み重なると、衣替えそのものが面倒に感じてしまいますよね。

そんなときに役立つのが「3段階収納」です。服を季節ごとに一括で入れ替えるのではなく、出番に応じて分けて収納することで、衣替えがグッとラクになります。

そこで今回は、「誰でもできる仕組み」で暮らしをラクにする時短研究家ママのあらきあゆみが、家庭で簡単に実践できる「3段階収納」をご紹介します。

サンキュ!STYLEライター。時短研究家ママとして、100均アイテムやスマートホーム、デジタル活用などで暮ら...

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(1)毎日着る「今の季節の服」

まず最優先で使うのは、まさに今の季節に合う服。毎日出番がある洋服は、クローゼットの手前や引き出しの一番上など、日常生活のなかでサッと「すぐ手に取れる場所」に置きましょう。

とくにまだ小さい子どもがいるようなご家庭の場合は、着替えが取り出せないと時間ロスしがち。子ども部屋などに収納をつくるよりも、平日用の服だけでもリビング収納をつくると、すぐに取り出せるのでおすすめです。

こうしておくことで、朝のいそがしい時間でも迷わずサッと選べるようになり、支度の流れがスムーズになります。

(2)季節の変わり目・温度調整に便利な服

衣替えにおいてもっとも重要なのが、春や秋に活躍する薄手の長袖や、真夏・真冬には出番が少ないけれど、気温差に対応できる服のしまい方。

これらは引き出しの下段など、「すぐには使わないけれど取り出しやすい場所」に常設扱いで収納しましょう。急に冷え込んだり暑くなったときも、探す時間をかけずに取り出せます。

収納保管するための衣類ケースなど取り出しにくいケースにしまったり、冬物や夏物と混同して収納するのはNG。冒頭のような「まだ暑いのに半袖が見つからない」「急に冷え込んだのに長袖が出ていない」問題が起きやすくなります。

(3)シーズンが終わった「完全オフ服」

最後に、完全に出番が終わったシーズンオフの服である真夏のノースリーブや真冬の厚手ニットなど、しばらく着ない服は衣装ケースにまとめ、クローゼットの上段や奥に置きましょう。

ふだんの動線から外すことで、必要な服だけが目に入り、日常の選択がシンプルになります。

こうして3段階に分けておけば入れ替えそのものも簡単です。衣替えとしてごっそり入れ替えるのは、(1)と(3)だけですから時短になりますよ。

「3段階収納」は、衣替えを大がかりな作業から「ちょっとした整理」に変える仕組みです。

全部をしまわず分けておくだけで、迷う時間や探す手間などトータルでモヤっとする時間が減り、日々の暮らしがぐっと快適になりますよ。

■執筆/あらきあゆみ
時短研究家ママとして、100均アイテムやスマートホーム、デジタル活用などで暮らしを楽しく、ラクにする時短アイデアを発信。「がんばらなくても回せる」仕組みをつくって、家事・育児・介護・仕事を回す二児の母。Instagramは「@moyatto_jitan」。

 
 

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