「気づけば子どもの服がパンパンに…」「お下がりがどんどん増えて管理しきれない!」
そんな悩みを抱えるママたちに向けて、“ラクに続けられる衣類整理のコツ”を、4児育児中の整理収納アドバイザーたみーが解説します。
記事を読んで、肩の荷をおろし、ラクに考えられる仕組みを取り入れてみましょう。

1.「お下がりにこだわりすぎない」
お下がりはとてもありがたいもの。
でも、兄弟でも成長のスピードや季節が合わないことも多く、結局着ないままサイズアウト…というケースが多いのも事実です。
さらに、下の子の好みに合わなければ着たがらないこともよくあります。
たくさんの選択肢よりも、「今、この子が好きで着たい服」が少しある方がずっと心地いい。
“今必要なもの”だけにしぼることで、服の出し入れもラクになり、子どもも自分で選びやすくなります。
お下がりができたり、もらった時点で本当に保管しておきたい服なのかしっかり厳選し、「お下がりのための服」をできるだけ持たないよう心がけておきましょう。
「とりあえず」と置いておきたくなりますが、早めの選択が未来の自分をラクにしてくれますよ。
2.「洗濯頻度をふまえて、量を決める」
服が多すぎると、選ぶのも、片付けるのもひと苦労。
洗濯の頻度をふまえて、収納に収まる範囲で“ゆとりを持った量”を決めましょう。
たとえば「肌着はひとり3枚」「ハンガー8本分まで」など、基準があると迷わず管理できて時短にもなります。
収納スペースを考慮しながら、自身で管理できる量に見直してみましょう。
全体量が減ることで、収納スペースの確保に繋がるだけでなく、季節ごとの入れ替えなども、簡単になりますよ。
3.「ハンガー収納で“見える化”&時短」
「畳む手間がなくなり、“かけるだけ”で収納完了!」という洗濯の時短メリットはもちろん、
ひと目で服が見渡せることで、子どもが自分で選びやすく、管理もしやすくなります。
便利なブランコ型のハンガーなどのアイテムを使えば、下段もハンガーで服をかけられるようになり、クローゼットの収納力もアップします。
見えていないと持っていることを忘れてしまいます。
「一目見ればわかる」を意識して、収納しましょう。
衣類整理をラクにする3つのポイント
お下がりにこだわらず、管理しやすい量と仕組みを取り入れていきましょう。
衣類整理は、ママの手間の削減だけでなく、子どもの自立につながる仕組みづくりにも繋がります。
完璧を目指すより、“ラクにできる方法”から取り入れてみてくださいね♪
■執筆/たみー
整理収納アドバイザーであり、ミニマルライフを送る4児の母。家事の効率化や整理整頓に特化した実践的なアドバイスを提供。
特に無印良品の活用術が人気で、シンプルで機能的な収納方法を提案している。
インスタグラムは@tamiii_refreshing.life。ブログ「子は多くても、ミニマルな暮らし。」。
編集/サンキュ!編集部