平均総額は約2600万円。「住宅ローン」でみんなが工夫したこととは？

住宅ローンの総額はいくらですか？　頭金はいくらにしましたか？　これから購入しようとしている方は、それぞれいくらぐらいにする予定ですか？　主婦２００人に住宅ローンの総額と頭金、そして、住宅ローンを借りるときに工夫したことについて聞いてみました。

頭金の平均支払い額は８０６．２５万円

いちばん多かったのは500万円未満の32.4%。続いて多かったのが500～1000万円の12.4％で、平均すると約800万円という結果でした。

住宅ローンの平均総額は２６２２．８８万円

いちばん多かったのは2000～3000万円未満で41.1％。次に3000～4000万円未満の25.6％と1000～2000万円未満の18.6％が続き、平均すると約2600万円となりました。

住宅ローンを借りるとき、工夫したことは？

住宅ローンを借りるとき、どんなことを工夫したのか聞いてみました。


＜保険を活用＞

「夫の定年時に満期になる終身医療保険の返戻金でローンを完済できるように設定した。」

「万が一の時にローン残高がゼロになる団体信用生命保険に加入した。」

＜借り方を工夫＞

「夫婦半分ずつ借りることで、住宅ローン減税を受けられるようにした。」

「貯蓄を確保した方がいいとアドバイスされ、頭金なしにして全額借り入れました。」

「頭金をできるだけ多くしてローン額を減らした。」

「できるだけ低い金利で借りられるよう銀行を比較した。」

＜返済方法＞

「万一のときに家計に余裕を持てるよう、少なめの返済額にしておいた。」

「ボーナスは今後どうなるかわからないので、ボーナス払いは考えない！」

「子どもの学費にいちばんかかる時期までに完済できるよう設定した。」

＜その他＞

「ファイナンシャルプランナーの資格を取りました！」

多くの人が団体信用生命保険に加入していた

亡くなったときだけでなく、ガンと診断された時点でローン残高がゼロになるなど、さまざまな種類の団信に入っていました。住宅ローン減税を受けるには条件があったり、頭金をどの程度にするかも家庭の事情で変わってきます。よーく調べて、自分たちの生活に合った、ムリなく安全なローンの組み方を見つけましょう。

（文・田谷峰子）

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