家事をする女性

夏本番!毎月赤字から脱却し、住宅ローン完済したFPが教える【夏を乗り切る節約術4選!】

2025/08/06

お米をはじめ、さまざまな食料品の値上げ…
続く酷暑で、エアコン使用による電気代が心配…

この夏、家計簿とにらめっこする日々を送っている方も多いのではないでしょうか?

毎月赤字の浪費家銀行員⇒FP独立後5年で住宅ローン完済を実現したファイナンシャルプランナーが「夏を乗り切る節約術4選」をお伝えします。

サンキュ!STYLEライター。毎月赤字の浪費家銀行員を経てFPとして独立した後、5年で住宅ローンを完済。現在...

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1.酷暑は「エアコン」に気を配る!

エアコン
出典:写真AC

最近では猛暑が続き、健康を守るためには「エアコン」を使うことは必須に。だからこそ、設定や利用環境に気を配る必要があります。

キンキンに冷やした部屋は確かに気持ちがいいですが、エアコンの設定温度を1℃上げるだけで、年間1000円以上は節約につながります。

エアコンの節約として、よく言われるのが、「室内外の気温差が大きくならないように冷房の設定温度を28度にする」というもの。

「でも暑くて、ついつい設定温度を下げてしまう…」という方は、「エアコンの下の扇風機を置く」ことがオススメ!

でも、ただ置くだけではNG!エアコンと扇風機やサーキュレーターの併用は、その設定位置に実はポイントがあります。

扇風機はエアコンの風下に、エアコンと向い合せに置き、首を上に向けることが大切!風下から扇風機で風を送ることで、お部屋の空気を下から上に循環させ、温度むらを防ぐことで高い節電効果が得られます。

2.夏の節約に一役買ってくれる「カーテン」!

カーテン
出典:写真AC

夏の節約の一役買ってくれるのが、実は「カーテン」。

最近は、外気の熱が窓から侵入することを防ぐ「遮熱・断熱」効果があるカーテンが多数販売されています。遮熱カーテンを使うことで、部屋の温度を上げにくくする効果があるため、クーラーの設定温度も高めに設定でき、節約につながります。

また、窓の周りでゴーヤなど植物のカーテンを作るのもおすすめ!葉の蒸散効果で、室内の暑さが和らげてくれる効果が期待できます。

家電を買い替えるのはコストが高くて…と悩まれている方は、まずお手頃なカーテンの買い替えを検討してみてもいいかもしれませんね。

③ 手洗いより節水できるのは「食洗器」!でも注意すべきは…

食器
出典:写真AC

子育てママや、共働き世帯の強い味方「食洗器」。

驚かれる方も多いのですが、食洗器の節約効果は手洗いよりも高いと言われています。それというのも、食洗器は高圧の水流で食器を洗浄するため、手洗いよりも少ない水量で済むから。

なんと、手洗いの場合「1回あたり88リットルの水を使う」のに対し、食洗器は「9リットル程度の水量」で済むというデータも!

食洗器を最初に購入するコストはあるものの、検討するべき家電のひとつではないでしょうか?

ただ、注意をしないといけないのは「乾燥機能」です。食洗器での洗浄後、乾燥機能は電力を多く使うため、節約という意味ではオススメではありません。

時間にゆとりをもって、洗浄後は自然乾燥にすることで、より節約効果は高まりますよ!

4.子供の水遊びやお風呂は「節水シャワーヘッド」を!

水遊びを楽しむ子供たち
出典:写真AC

夏休みは子どもたちの水遊びにつきあうこともしばしば。

今年の夏は特に暑さが厳しく、外遊びができない分、お家で水遊びをするご家庭も多いのではないでしょうか?

そんな時、気を配るべきは「シャワーヘッド」。節水機能が高いものに取り換えるだけで、水の使用量を減らし、水道代やガス代の節約に貢献してくれます。

節水シャワーヘッドを活用して、水遊びやお風呂遊びを楽しみながら、無理なく節約を心がけましょう!

節約で大切なのは無理なく「続けられること」!

今でこそ「浪費家銀行員⇒FP独立後5年で住宅ローン完済を実現したファイナンシャルプランナー」として、年間200件以上の相談を受けている筆者ですが、以前は給料日前にはしっかりお金を使い切り、貯蓄はゼロ…という、典型的な浪費家でした。

「このままじゃダメだ…なんとか家計を改善したい…」そう思っては、無理な節約で挫折を繰り返す日々。そんな毎日で感じた節約のポイントは、とにかく無理することなく「続けられること」!

新しい家電の導入やちょっとした工夫で、ぜひ「毎日続けられる節約」で、この夏を乗り切ってくださいね!

■執筆/しまおか美鈴
毎月赤字の浪費家銀行員を経てFPとして独立した後、5年で住宅ローンを完済。現在はFPとキャリアコンサルタントの国家資格を保有し、女性のための「マネーと暮らしのスタイリスト」として活動している。Instagramは@fpshima

編集/サンキュ!編集部

 
 

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