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結婚式披露宴のテーブルマナー、洋食・和食の場合についてそれぞれ解説

2018/09/18【 ライフスタイル 】

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結婚式によっては、洋食のおいしいフルコースだったり、豪華な和食だったり。お食事も結婚式の楽しみの1つですね。そんなお食事をたっぷり楽しむための正しいテーブルマナーを、冠婚葬祭アドバイザーの中山みゆきさんに教えてもらいました。

結婚式の食事の基本的なマナー

テーブルについているときは、背筋を伸ばして美しい姿勢でいましょう。楽しく会話しながらにこやかに。熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに食べることが基本マナー。お皿は動かさないで、音をたてないように。

食事のペースは、できるだけ周囲と速度を合わせていただきましょう。料理はテーブルごとに配られます。できれば同じテーブルの人にいき渡るまで、手をつけないのがマナーです。またお隣どうし、おしゃべりに夢中になり、いただくペースが遅れることがないように気をつけて。

食事中にスピーチや余興が始まったらどうする?

できれば食事の手を休めて、スピーチや余興をする人に注目を! 食事を続けてもマナー違反にはなりませんが、やはり静かに耳を傾けて注目したいものです。初めと終わりには、必ず拍手をすることも忘れずに。

ナプキンの扱いかたとマナー

■手に取るタイミング
一般的な披露宴では、新郎新婦の紹介や主賓のあいさつ、そして乾杯と進行します。起立して乾杯の音頭が終った後、きちんと着席してからナプキンを広げるようにします。

■使い方(広げ方・置き方など)
ひざの上にのせます。2つ折りにして輪を手前に置く。持ち上げて使う部分が2つに割れるので内側を使って口を拭きます。そうすると、ナプキンの外側は汚れが目立たなくきれいです。

■席を離れるとき
いすの上に置きます。使って汚れがついた部分を中に入れ込みます。テーブルの上に置くのはNGです。

■食事を終えた後
ナプキンはたたまないようにして置きます。たたむと、おいしくなかったということを意味してしまいますので注意。くしゃくしゃに置くのは下品ですが、少し崩して、角と角をずらすようにしておけばよいでしょう。

乾杯するときのマナー

正しい乾杯のマナーは以下のとおりです。

1.起立していすの左側に立ち、胸の高さにグラスを持つ
2.「乾杯」「おめでとうございます」という発声とともに、目の高さの位置に持ち上げ、グラスに軽く口をつける
3.おめでたい席です。お酒が飲めなくても乾杯に参加しましょう。軽く口をつける程度でOK

グラスでカチンと音を鳴らして、祝福したくなりますがこれはNG! また、頭より高くグラスを持ち上げて、乾杯することもNGです。

洋食の場合の基本マナー

カトラリーの使い方

テーブルには、ナイフとフォークがあらかじめセットされています。基本的に外側から順番に使います。オードブル、魚用、肉用、デザートの4種類を覚えておけば安心です。右側に置かれているスプーンは、オードブルの次のスープ用ですので初めに使わないように。

飲み物のマナー

ワインを注いでもらうときは、グラスはテーブルに置いたままにします。グラスに注がれた飲み物を一気に飲み干さないように。また、同じテーブルの人のグラスが空になってもお酌をせずに、式場のサービス係に任せます。

スープ、メイン料理などのマナー

スープは、すすらないで一口ずつスプーンですくって口に運びます。当然音を立ててはいけません。メイン料理などは、無理なく口に入るサイズにナイフとフォークでカットするように。フォークに食べ物を刺したままかじらないようにしてください。ナイフやフォークについたソースをなめないように! ナイフやフォークを握ったまま、先端を上に向けないように!

パンはお皿の上で一口大にちぎって、バターなどをつけて食べます。パンは魚料理や肉料理と一緒に食べるもの。最初から出ているからといってすぐに食べないようにしましょう。

和食の場合の基本マナー

箸の扱い方でNGなこと

広く知られているものから、あまり知らないものまで。箸の扱いかたには注意すべきことが多いです。

・振り上げ箸:箸を持ったまま人を指したり、呼びかけたり、箸を振り回すこと。
・こみ箸:箸で食べ物を口に押し込んだり、たくさん頬張って食べる
・迷い箸:箸を持ったまま、どれを食べようか器の上に箸をさまよわせる
・もぎ箸:箸についたご飯粒などを口でなめてはぎ取る
・ねぶり箸:何もつまんでいないのに、箸をなめたり、くわえたりする
・涙箸:汁気を垂らしながら食べる
・渡し箸:食事の途中や終わったあとに、箸を器の上に渡して置く
・寄せ箸:箸を使って、器を引き寄せたり、押しやったりする
・探り箸:好きなものだけ、箸で探ってより分ける
・差し箸:食べ物を箸で突き刺して食べる
・突き立て箸:ご飯の中央に箸を突き立てる

お皿・お椀でNGなこと

器は手に持ってOK。お椀、茶碗、どんぶりもの、小鉢、小皿は手に持って食べます。以下は、NGなことです。

・器を持たずに手を受け皿代わりに食べるのはNG。和食の基本は器を手に持つこと。

・ふたが開かないお椀を、無理やり開けるのはNG。左手でお椀をしっかりと押さえ、右手でお椀の縁を持ち、軽く内側に押すように。少しすき間ができればスムーズに開くはずです。

・遠い位置にある器に箸を伸ばして取るのはNG。器を両手で持ち上げて近くに寄せてから食べること。

・器を近くに寄せるときも引きずらないで、箸を一度置いて必ず両手で持ち上げます。

・刺し身、焼き魚、天ぷらなどが盛られている大皿を、引き寄せないように。置いたまま食べること。

・食事後、箸をそのままお盆の上に置くのはNG。箸袋に箸を戻して、袋の端を折っておくのが正しいマナー。

・器のふたは、食べ終わったら表裏を逆にして戻すのはNG。器を傷めるもとなのでやめましょう。出てきたときと同じようにふたを戻します。

出典:amazon

食事が始まってから中座するときのマナー

洋食の場合は、ナイフとフォークをお皿の上にハの字に置くと食事中のサインになります。このとき、ナイフの刃は内側にフォークは背を上にして置きます。

和食の場合やお箸を使用している場合は、お箸は器の上に置かないで必ず箸置きに置くようにします。箸置きがない場合は、割り箸の箸袋を結んで箸置きを作り、その上へ代わりに置きます。また懐紙があれば代わりに敷いてもよいでしょう。

着席するときのマナー

いすに座るときは、椅子の左側から座ります。立ち上がるときも同じで左側から出るようにします。

バッグなどの荷物は、いすの背もたれと背中の間に置くように。ひざの上や左側の腰の横にも置かれるのをよく見ますが、つい落としてしまうことが多いので、避けたいもの。バッグをテーブルの上に置くことはマナー違反なので気をつけてください。

子どもも一緒のときのマナー

子どもが騒いだりしてもすぐに中座できるように、出入り口に近い席や目立たない端のほうの席にしてもらうようにお願いしておくといいでしょう。子ども連れの場合は、ゆっくり食事をしながら新郎新婦の姿を眺めてその美しさにひたることは難しいかもしれません。自分の子どもから目を離さないで、何かあったらすぐに中座する心構えで臨みましょう。

まとめ

結婚式のテーブルは、知り合いや久しぶりに会う友だちと一緒になることも多いもの。ついついおしゃべりに夢中になり、マナー違反をしないようにしたいものですね。

教えてくれたのは・・・中山みゆきさん
冠婚葬祭アドバイザー。All Aboutで冠婚葬祭サイトの運用に携わる。現在は、その知識を生かして冠婚葬祭関連のアドバイス活動を重ね、「思いやりの心」を大切にした情報を発信中。

取材・文/有馬未央(KIRA KIRA)

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