年収600万でも貯蓄額に不満?! 貯蓄できるorできないの違いとは?
2020/01/24
今回アンケートに答えてくれた主婦167人のうち、手取り世帯年収が600万円以上の家庭は約3割います。ところが現在の貯蓄額に満足しているか?の質問には、満足していると答えたのは約1割だけ。収入が多ければ満足のいく貯蓄ができるとは限らないのでしょうか? その理由を探ります!
手取り世帯年収が600万円以上の家庭は約3割
手取り世帯年収が600万円以上の家庭は、全体の28.7%でした。
現在の貯蓄額に満足している人は全体の約1割
現在の貯蓄額に満足していますか?の質問に「はい」と答えた人は、全体の11.4%。手取り世帯年収が600万円以上の家庭の中にも、貯蓄額に満足していない人がいることがわかります。
貯蓄に満足している人と、満足していない人の違いとは?
世帯収入額を問わず、現在の貯蓄額に満足している人に満足している理由を、満足していない人に貯蓄できない理由を聞いてみました。
<貯蓄額に満足している理由>
「毎月手取りで赤字が出ず、ボーナス分をほぼ貯蓄するという、わかりやすい方法にしているので、細かいやりくりのストレスがないです。」
「贅沢をしなくても、決められた予算内で楽しめるよう工夫して過ごしているから。」
「夫の基本給の範囲内で生活できるよう設定しているので、将来私が働けば、その分貯蓄に回せるという安心感がある。」
<満足できる貯蓄額まで貯められない理由>
「私が働いていないから。」
「ついネットショッピングでちょこちょこ買いをしてしまう。」
「毎日バタバタでムダな買い物や出費が多い。」
「外出先での突然の出費が多い。」
「使えるお金があると子どもの教育費などに使ってしまう。」
「子どもの歯列矯正や医療費でけっこうかかってしまう。」
「夫の急な出張や飲み会で予算が崩れる。」
「予算をきちんと決めていない。」
「貯蓄目標額があいまいで、モチベーションが低い。」
「収入が上がると贅沢したくなり、生活水準が上がってしまう。」
貯蓄できない原因は収入よりも、計画を立てていないこと
貯められない理由はさまざまでしたが、貯蓄額に満足している人との大きな違いは「貯蓄額」と「予算」をきちんと決めているかどうかにあるようでした。いつまでにいくら貯めるか?といった目標や、毎月の予算をきちんと決め、守るようにするだけで、貯蓄に満足できるようになるかも?
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター167人アンケート調査 2018年7月実施