免疫力は「体温」がカギ!温活で理想の体温を目指そう!

2019/01/18

女性の”冷え性”はよく聞きますが、最近は体温そのものが下がる「低体温」の人が増えているんです。体温が下がると、免疫力が落ちて風邪やインフルエンザにかかりやすくなっていまいます。一体どんな人が「低体温」になりやすいのか。専門家に話を聞いてみました!

低体温の原因は「血のめぐりの悪さ」

「免疫力低下の大きな原因の1つが低体温」と、医学博士の川嶋朗さん。「低体温とは体温が36℃以下の人のこと。冷えから不調を感じている人ほど深刻です」。

低体温の主な原因は、血めぐりの悪さ。運動の習慣がなく、エアコンに頼る生活を続けると、筋肉量の低下、自律神経の乱れから血流が悪化して、いつの間にか低体温になる人が増えてるそうです。「温活で体を温め、体温が1℃上がると、免疫力が大きくUP。体温が36・5℃あれば、免疫力が高い状態といえるので、36・5℃以上の理想体温をめざしましょう」

【体温の正しい測り方】
わきの下(中心部)に体温計をはさみ、わきをしっかりとしめて計測する。飲食、入浴、運動、外出の直後30分は避けて、計測中は極力動かない。

「低体温」チェックテスト

手足の末端が冷たくなる冷え性に対し、体温そのものが下がっているのが低体温。体温が36℃以下は低体温ですが、36℃以上の人でも冷えを感じるなら今後そうなる可能性も。

□ 体温が36度以下
□ 風邪をひきやすい
□ 手足の指先、おなかや腰のまわりが冷たい
□ ぐっすり眠れない
□ 低血圧だ
□ トイレが近い(1日8回以上トイレに行く)
□ 肩こりや頭痛がある
□ 朝起きたとき、顔や体がむくんでいる
□ 太りやすく、やせにくい
□ 疲れが取れない

当てはまる数が多いほど、「低体温」が深刻化!「低体温」をほうっておくと、こんな不調が……
●風邪やインフルエンザにかかりやすい
●肌がくすみ老化が進む
●更年期障害の症状が悪化
●がん細胞が発生しやすい

血行をよくする「体温UP術」

体温を上げるには、血行をよくするのがキモ。内側、外側から体を温めたり、熱を生み出す筋肉を効果的につけることで、体温がUP!

■週1回、キムチ鍋を食べて内臓から温める
体を内側から温めるには食材選びが重要。血行を促すキムチやにんにく、しょうが、唐辛子がおすすめです。免疫力を高めるきのこや、血のめぐりによいねぎを投入したキムチ鍋は、最強の温活めし!


■3首は家の中でも出さない。冷えのもとを徹底排除
冷たい空気に首、手首、足首が触れると血管が縮み、一気に血行が悪くなります。特に太い血管が通っている首元は、ハイネックの服などで、家の中でも温めるのが効果的!


■太ももの上に湯たんぽ。効率的に血流UP
テレビを見ながらなど、座っているときは太ももの上に湯たんぽをオン。血流が多く、体のなかで一番大きい太ももの筋肉を温めることで、一気に血行がよくなります。

■料理と洗濯はつま先立ちで「第二の心臓」を強化
足先の血液を、心臓に押し上げて戻しているのが、「第二の心臓」といわれるふくらはぎの筋肉。小まめなつま先立ちでふくらはぎを鍛えれば、血めぐり力もパワーUP。


■入浴時は40℃の湯ぶねに粗塩ひとつかみ!
38~40 ℃ の湯に10~30分肩までつかると、副交感神経が優位に。血管が開いて、血流がよくなります。湯ぶねに粗塩をひとつかみ入れると、薬湯効果でさらにポカポカ。


■太ももに「6秒負荷」をかけると熱を生み出す体に
筋肉量が多いほど体の発熱力がUP。特に大きな筋肉である太ももに負荷をかけると効率よく熱を生み出す体へと変化します。太もも&お尻を同時に使うスクワットも◎。

*Howto*
いすに座り、両足を浮かせて足首を交差。上になっている足は下へ、下側の足は上へと互いを全力で押し合いながら6秒キープ。足を組みかえ各3分間繰り返す。

体温を1℃上げると免疫力は6倍にUP!体温36.5℃以上をめざして、まずは2週間、これらの「体温UP術」を実践してみてください。

※温活を妊娠中の人や体調の悪い人が行う場合は、必ず医師に相談しましょう。

<教えてくれた人>
医学博士・川嶋朗さん
内科医。近代西洋医学と代替、伝統医療を統合した医療をめざす。『心も体も「冷え」が万病のもと』(集英社新書)ほか著書多数。

参照:『サンキュ!』1月号「ラクなのに効くのは『腸活』『温活』」より。掲載している情報は18年11月現在のものです。撮影/市原慶子 調理/伊藤美枝子 構成/ RIKA 取材・文/長島恭子 編集/サンキュ!編集部

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