大学費は親が全額出すべき?子ども自身が返済すべき?
2019/04/25
ウィメンズパークに「親が立てかえた大学費を、子どもに返済させるのは間違いですか?」と質問が寄せられていました。大学は義務教育ではなく、奨学金制度もあるので子どもが自分のお金で通学することもできますね。これについてさまざまな意見がありました。
1. 教育費は親が出すもの
子どもに大学費を返済させることは間違ってはいないけれど、「教育費は親が出すもの」だと考えているという人は、多く見られました。自分自身も親に大学費を出してもらったから、子どもにもそうしてあげたいと考えているようです。
・子どもに返済させる人も一定数いるので、間違っているとは言えません。しかし、私は親に大学費を用意してもらって、私自身も子どもの大学費を準備しているので、「大学費は子どもが払う」前提になるのが不思議です。本当にお金がないのならわかりますが……。
・私の両親は「勉学に関する費用は親が出すもの」という考えだったので、私も子どもたちに対してそういう考えを持っています。もし奨学金を借りたとしても、返済するのは親。夫の両親も、夫の大学費は全額出したそうです。
・家族にはできるだけ借金をしてほしくないので、大学資金は出すつもりです。
2. 子どもが返済するのもの
一方で、「親がお金を出すことが当たり前だと思ってほしくない」という理由で、大学費は子どもに返済させたいと考えている人もいました。全額返済は厳しいと考えるのか、半分は出してあげるという人も多いようです。
・子どもが大学費を自分で返済することは、私にとっては理想です!子どもの学費に困らない程度の貯金はありますが、なんでも親がお金を出すことが当たり前だと思ってほしくないので、「初年度と次年度からの大学費は半分払うが、残りは親に返済してもらう」と今から決めています。
・うちは、「奨学金で借りたお金を子どもと親で折半しよう」という話でまとまっています。子どもに返済させることに迷いはありましたが、「親がお金を出すのは当たり前」と考えないように、なにより大学に行っただけで終わらせないようにするためにも、そうすることにしました。
・子どもを甘やかすのは、義務教育まででいいと思います。「大学に行きなさい」と親が強要するのなら、大学費も親が出すべきだと思いますが。大学費は奨学金で、生活費はバイトで稼いでいる人は多いじゃないですか。バイトで学業が疎かにならないようにだけ注意して、ちゃんと働いてから返済してもらえばいいと思います。
3. まとめ
さまざまな意見がありましたが、みなさん口をそろえて「どっちの意見も間違っていない」と言っていました。教育やお金の考えについては、家庭によりさまざま。いずれにせよ大学費に関しては、子どもや夫としっかり話し合って決めるのがよさそうです。
■文中のコメントは「ウィメンズパーク」から再編集したものです。