【白書】主婦が就活を始めるきっかけ&どんなことで苦労する?
2019/04/26
結婚後、新たに就職活動をしたことはありますか?主婦197人に聞いたところ、約半数の人が「はい」と答えました。どんなことがきっかけで就職活動を始めたのか、活動中にあった苦労や困ったこともあわせてご紹介していきますね。
4割以上の人が結婚後、就活をしたことがある
結婚してから再就職や転職のために「就活(正社員、契約社員、紹介予定派遣)」(パート、アルバイト、フリーなどは除く)をしたことがあるか?聞いたところ、43.7%の人が「はい」と回答しました。
就活のきっかけ&苦労したことは?
結婚してから再就職や転職のために「就活(正社員、契約社員、紹介予定派遣)」(パート、アルバイト、フリーなどは除く)をしたことがある人に、どんなきっかけで就活を始めたのか?どんな苦労や困ったことがあったか?を教えてもらいました。
<就活のきっかけ>
「子どもが幼稚園に入ったタイミングで。」
「子どもが小学生にあがることにより、定時が早いところへ転職を考えました。」
「夫の転勤が多いので、派遣や契約社員など、柔軟に対応できる働き方に変えました。」
「夫が転職して収入が下がったので家計のため。」
「収入を増やすため、アルバイトから契約社員になりました。」
「人手不足で休みも取れず、妊活に支障をきたすので転職しました。」
「楽しくてやりがいのある職場だったけど、子どもを育てながら働ける環境じゃなかったので、子育てしやすい会社に転職しました。」
「専業主婦で子育てマンツーマン状態に閉塞感を感じたことがきっかけ。」
「育休中に職場がなくなってしまいました!」
<困ったこと・苦労したこと>
「入社試験を受けに行くたびに、子どもを預けないといけないこと。」
「時短勤務希望だと、求人自体が少ないので困ります。」
「ブランクがあるとなかなか採用してくれません。」
「『子どもが急に病気になったときはどうするのか?』必ず聞かれます。」
「子どもがいないと、『産休・育休とってやめるのか?』と聞かれます。」
「家庭を優先するために事務系を探していたが、もともと営業職だったのでスキルや経験がなく、仕事探しに苦労しました。」
「転職サイトのエージェントさんが子育て事情に詳しくなく、微妙な案件ばかり紹介されたので、結局自力で探しました。」
「お店などは日曜出勤必須のところも多く、家族で過ごす時間を考えるとなかなか見つかりません。」
就活のきっかけはさまざま。子どもがいても、いなくても苦労する
結婚、出産、家族の転勤、子どもの成長や、住宅購入など、ライフスタイルが変化していくのはどの人にとっても当たり前。そんな生活の変化に合わせて、もっと自由に柔軟に、働き方を選べるような社会にしていきたいですね。
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター197人アンケート調査 2018年10月実施