主婦が気になる「食品ロス」。1週間でロスした食材&防ぐためにしていること
2020/11/05
傷んで食べられなくなったり、消費期限がすぎてしまったり、やむなく捨ててしまう家庭での「食品ロス」。主婦176人に聞いたところ、多くの人が食品ロスをしてしまった経験があるようです。
そこで、1週間のうちにロスしてしまった食材について、どれくらい、どんな理由でロスしてしまったのか、また、食品ロスを防ぐために気をつけていることを聞きました。
1週間のあいだでロスしてしまった食材とは?
1週間のあいだで、食材が傷んでダメにしてしまったり、消費期限を切らしてしまい、捨てざるを得なくなったりした食材について、種類と量、背景などを教えてもらいました。
「にんじん。まとめ売りしていたものを大量に買ったけど、1本だけ残ってしまっていた」
「大根の漬物を1本分漬けたけど、量が多すぎて食べきれなかった」
「もやし。うっかり日にちがすぎていた」
「トマト1個。大事にとっておきすぎた」
「鍋をつくって余った白菜1/4分。その後使う機会がなかった」
「ゆでたほうれん草。すぐ使わない分は冷凍しようと思っていたのに忘れてた!」
「朝食をヨーグルトだけにしようと思って買ったけど、結局いろんなものも食べてしまい、食べきる前に消費期限がすぎてしまった」
「料理に使って余っていた牛乳200mlぐらい」
「豆腐と納豆の賞味期限が切れていた」
「ちくわが冷蔵庫の奥のほうで埋もれてた」
「炊飯器に残っていたご飯。取り出して冷蔵庫に入れるのを忘れていた」
「つくり置きでたくさんつくった鶏そぼろ。1週間ぐらい冷蔵庫で眠っていた」
「棚を片づけていたらレトルトパスタの素の消費期限がとんでもなく切れていた!」
「冷蔵庫内の整理をしていたら、もらいもののジュース、使いかけのドレッシングやソース類、ふりかけなど、いろいろ賞味期限が切れていた」
「お菓子づくりに使う予定だったレーズンの期限が半年切れていた」
食品ロスをなくすためにしていることは?
とくに生鮮食品のロスをなくすためにしていることを、詳しく教えてもらいました。
「肉はできるだけ量り売りを利用して使い切れる分を買うようにしている」
「野菜はたくさん入ったお得パックではなく、必要な分だけばら売りで買うようにしている」
「葉物野菜はいくら安くても買いすぎない!」
「お肉は冷凍。野菜は1週間分を宅配で頼むのでほぼロスはありません」
「まとめ買いをし、次の買い出し日の前日には冷蔵庫内のものを使い切るようにいている」
「基本的に食べきれる量しか買わない。たくさんもらったときはすぐ冷凍する」
「1週間の献立を決めてから、食べきれる分だけ買う」
「使い道が決まっているものだけを購入する」
「外食や旅行の前は買い物を控えている」
「買い物後は、日持ちしないものから使うようにしている」
「買った当日に使わないものは小分けして冷凍」
「マメに冷蔵庫をチェックして、小まめに買う」
「冷蔵庫に在庫メモを貼っています」
「冷蔵庫をパンパンにしすぎない」
「2週間に1回のカレーで野菜室を空にする」
「余った野菜は具だくさんみそ汁にする」
消費期限が長い食品にも注意が必要かも?
大容量で売られている野菜を買って食べきれずダメにしてしまうという声が多くあがっていましたが、豆腐や納豆という回答も意外と多く、消費期限が長いとうっかり安心してしまうこともあるのかもしれません。食品ロスを防ぐためには、買いすぎない、すぐ使わない分は冷凍するという声が多かったです。みなさんはいかがでしょうか?
(文・田谷峰子)
*サンキュ!モニター176人アンケート調査 2020年3月実施