冷蔵庫にブロッコリーがあったら作らなきゃもったいない!驚くほど簡単で絶品おかず
2024/12/15
秋冬に旬を迎えるブロッコリーは、天候などにより価格が高騰しやすいぶん、安く売っていたときには即買いたくなりますよね。ただ日持ちしない野菜なので、使いみちが決まらない間に傷んでしまうことも…。
そんな、せっかく買ったのに使っていないブロッコリーが冷蔵庫にあったら、ぜひ作ってほしい絶品おかずがあります。野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに教えてもらいます!
【レシピ】簡単やみつき!ブロッコリーのペペロンチーノ風
[材料](3~4人分)
・ブロッコリー…1株
・ハーフベーコン…4枚
・すりおろしニンニク(チューブ)…1cm程度
・油(あればオリーブオイル)…大さじ1程度
・塩…適量
・鷹の爪(省略可)…輪切り少々
[作り方]
1.ブロッコリーは食べやすい大きさに切る。嫌いでなければ、茎の部分も厚めに皮をむいて食べやすい大きさに乱切りにする。ベーコンは1cm幅の短冊切りに。
2.フライパンにオリーブオイルをひき、ブロッコリーと鷹の爪(なくても可)を加え、塩を振りフタをして中火で2分ほど蒸し焼きにする。だいたい火がとおったところでベーコンとすりおろしニンニクを加え、全体的に軽く焦げ目がつく程度まで炒め、味が足りなければ塩を加えて完成。
[補足]
・ニンニクは最初に加えてもかまいませんが、あとから入れたほうが風味を感じやすくなります。
・小さなお子さんや辛いものが苦手な家族がいる場合は、鷹の爪はなくてもかまいません。
・ベーコンがない場合は斜めに切ったウインナーでも。あるいはブロッコリーだけでもおいしく作れます。
時間があったら…ニンニクをじっくり熱して本格的に
今回は、もっとも簡単な作り方をご紹介していますが、もし時間があったら、ワンランクアップする作り方もおすすめです。
ニンニク(ブロッコリー1株につき2片)と鷹の爪1本を用意し、スライスしたニンニクと種を除いた鷹の爪をオリーブオイルとともにフライパンでじっくり熱します。フライパンから香りが立ったらブロッコリーとベーコンを加え、焦げ目がつく程度まで焼きます。
最後に塩で味をととのえたら完成!簡単な作り方と比べると時間と手間がかかりますが、本格的な風味がしておいしいですよ。
傷みやすいブロッコリー、悩んだらぜひこれ作って!
ブロッコリーは傷みやすい野菜で、いろいろ気をつけて保存しても冷蔵では数日持つか持たないか…といったところ。もちろん、見た目で傷んでいなくても、買ってから時間が経つほど味も栄養価もどんどん落ちてしまうので、できるだけ早く消費してしまうのがおすすめです。
ブロッコリーは、家族の人数によっては一度に丸ごと食べ切れないこともあると思いますが、今回のレシピはごはんにもお酒にも合うので大量消費しやすいですし、作り置きとして冷蔵なら3日程度、冷凍なら1カ程度は保存できます。ぜひ傷んでしまう前に作って、おいしいうちに消費してくださいね。
■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。
編集/サンキュ!編集部