大人なら読めて当たりまえ!?「疾病」はなんて読む?
2021/03/13
自分では読めているつもりだったのに、じつはずっと読み間違えていた漢字ってありませんか?もし、読み間違えたまま、言葉に出してしまうと恥ずかしい思いをすることに…。
この記事では、そんな赤っ恥をかかないように、読めているようで意外と読めていない言葉をレクチャー!漢検準一級を持つサンキュ!STYLEライターのdanngoさんに教えてもらいます。
「疾病」という言葉、なんて読んでいますか?
「三大疾病」「疾病手当」などという言い方でよく見かける「疾病」という言葉。
ひょっとしたら、「しつびょう」と読んでいるのではないでしょうか。それは間違いです。
本当はなんと読むのでしょう?
正しい読み方は……
「しっぺい」というのが正しい読み方でした!
「疾」も「病」も健康を損なうことを表す漢字なので、「疾病」は「病気」とほぼ同じ意味で使われます。
「病」には「へい」の読みもあり、「疾」と合わさって「しっぺい」になるわけです。
「疾病になった」などと日常会話で使うことはあまりなく、病院で聞いたり医療保険の話の中で出てきたりすることが多いでしょう。やや専門的な雰囲気のする言葉です。
「病」の字は「びょう」と読むことが圧倒的に多く、「疾病」という言葉を日常的に使うことがほとんどないため、間違えてしまいがちなのです。
なんとなく見ている漢字には、このように難しい読みのものもたくさんあります。
間違えて読んでいた人は、次から気をつけてみてくださいね!
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。