「片づけたい!」あなたの背中をポンッと押す28文字

2021/04/12

「片づけたい!」けど物が多くて、何から手をつけていいのかわからない…そんなあなたが一歩を踏み出せる言葉を集めました。28文字前後の短い言葉が、変わるきっかけにつながります。

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<教えてくれた人>
『28文字の片づけ』の著者 yur.3さん
新潟県在住の34歳。夫、3歳長男、3カ月二男、夫の両親の6人家族。片づけが苦手な人の「捨てたい気持ち」を後押ししてくれる言葉をインスタグラム(@yur.3)で発信。

10個の物を管理するより2個を管理したほうがラク!

超・面倒くさがり屋の私が捨てられるようになった理由。

"片づけ"は難しい、でも"捨てる"なら簡単

きちんと整頓された家。ですが実は超ズボラだというyur.3さん。「片づけや収納の本に書いてあることをまねしたこともありますが、どれもうまくいきませんでした。片づけ方って人それぞれなんですよね。でも、捨てるなら基準が明確なので、やりやすかった」と物を減らすことからスタート。管理する物が減れば、その分片づけがラクになる。それに気づいたら部屋が自然と片づくように。

"今日の下着"で救急車に乗れるか?この言葉で捨てられる

元々服や雑貨が好きで、つい買ってしまうタイプだったというyur.3さんが、物を減らせるようになったのは、"言葉"の影響が強いといいます。「"今日の下着で救急車に乗れるか"のように、心に刺さるひと言があれば、手放す踏ん切りがつくんですよね。今でも捨てるか悩んだときは、そういった言葉を思い浮かべます。ペン1本からでも、捨てる決断をする"成功体験"を積み重ねることで、家の中も自分も変わっていくんだと思います」。

「片づけたい」は変わりたいだと思う。

「片づけたい」や「物を捨てたい」は物や家のことを言っているようだけど、その奥には、今の暮らしや自分自身を変えたいという気持ちがある。「片づける」という行動を起こすことで、なりたい自分に近づけるはず。

今まで手放して後悔した物がどれほどあるか?

これまで手放して後悔した物が、私は一つも思い浮かびません。あったのかもしれないけど、もう忘れているレベルの物ばかり。そもそも本当に大事な物は捨てるかどうか迷いませんから。

三日坊主でもやらないよりずっといい。

「1日1個捨てる」と決めて三日坊主で終わったとしても、3個は減っているはず。1個も捨てないよりはいい。「続けよう」と意気込まず、まずは最初の一歩を踏み出して。

靴下1足減らしても変わらない。でも靴下1足も減らせない人は、一生変わらない。

靴下1足を減らしたところで、大きな変化はないけれど、最初の一歩を踏み出すかどうかで大きな差が。収納スペースがあると、ついほうっておきがちですが、その「ま、いっか」が危険。

「何かに使える」と思う物ほど、ほとんど何にも使わない。

キレイな箱や缶などは保管したくなりますが、使いみちがパッと思い浮かばない物は、この先もほぼ使わずたまっていくだけ。使わない物で暮らしを窮屈にするのはやめましょう。

物の数が減るだけで、しなくてよい家事がある。

物の数が多いほど管理する手間が増え、少なければ手間が減ります。例えば服の枚数を減らして、クローゼット1つにオールシーズン分が収まれば、"衣替え"という家事が必要なくなります。

1週間出番のない服には着ない理由がある。

仕事、買い物、ママ友とのランチ、週末のお出かけ……など1週間のうちにはさまざまなイベントがあります。そのどれにも着て行かなかった服は、この先も出番がないと考えて。

30過ぎたら量より質。

例えば、服をたくさん持っているからおしゃれというわけではなく、自分に似合う物を少し持つほうがいいと思うように。厳選すれば1つにかける予算もお手入れの時間も増やせます。

洗濯が嫌いなら服を洗い物が嫌いなら食器を掃除が嫌いなら物を減らす。

料理が好きなら食器がたくさんあるのは楽しいもの。でも苦手なら管理するのが面倒なだけ。苦手な家事に関係する物を減らすと家事がラクに。物の量は家事の量につながっているんです。

参照:『サンキュ!』2021年4月号「あの場所がパッと片づく!」より。掲載している情報は2021年2月現在のものです。撮影/yur.3 構成/岡部さつき(風讃社) 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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