【物が多くても諦めない!】好きな物に囲まれた暮らしの叶え方
2021/07/10
こんにちは!毎日の暮らしの中に「できた!」を作り出すライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターのkumikoです。
私は片づけがあらゆる家事の中で最も苦手でした。それが、その苦手を克服したい!と勉強し、今では「片づけ」を職業としている訳なのですがいろいろ実践していくと「物は少ない方が楽だなあ」という考えになり、憧れや目標が「ミニマルな暮らし」になっていくのもある意味自然な流れ。ですが「整理収納の正解はミニマリスト」というほど極端な考え方は持ち合わせていません。
というのも「好きなものは買いたくなる」「集めたくなる」というのもまた、それぞれの価値観であると思っているからです。実際に、趣味のものがたくさんあるお宅へも伺ったことがありますし物が多くても「素敵」と思える暮らしをしている方もたくさんいらっしゃるのです。
今日は「私は物が多くて捨てられない…」という方に、物が多くても心地良く暮らすポイントをお伝えしていこうと思います。
物が多すぎる最大のデメリットを知ろう。
まずは、「何故物が多いとダメとされるのか」ということを、改めて考えてみましょう。
答えは簡単です。『管理しきれなくなり、失くしものが増える』おそらくこれが最大のデメリットであろうと思います。
毎日毎日「あれがないコレがない」と探し回り時間のロスが半端ではなく、すぐに見つからないと新しく買い込み、更に物が増えていく悪循環。
では、探し物をしないためにはどうしたらいいのか。それは【物のしまい場所がはっきりしている】ことです。
そして、そこに【使ったら、戻す】という行動をしていくこと。物が多すぎて片づかない人は「物の置き場所」が決まってない、もしくは決められない人が多いです。
次は、「物の多い人の収納」について書いていきます。
まずは、分ける。
まずは、種類別に分ける。
ファッションなのか本やCDなのか、集めたくなるものの種類もたくさんありますがまずは仲間を作りましょう。
ここが1番大変かと思いますがここを頑張れば、「好きなものに囲まれて、しかも暮らしやすい」生活が待っています。頑張って。
分けたら、部屋の中もエリア分けをします。「この壁は○○、こっちは△△」大きい物から始めると分かりやすいですね。小さいものも一つにまとめておきます。
なるべく収納を大きく取ります。
割と多いのが物量に対して、収納が小さいパターン。どうせたくさんあるのだから、収納もしっかり大きくしましょう。
ここで陥りがちなのが収納にはお金をかけたくない(お金が残ってない)という事態。でも、目指しているのは「好きな物に囲まれて、尚且つ探し物をしない、散らかって見えない家」。そのために、収納のことも考えてあげてくださいね。
気をつけるべきは、地震対策をしっかりと。大きい収納が倒れないように。
飾る?「見せる収納」を極める。
せっかくだから、飾って楽しみましょう。飾り棚を使ったり壁に吊るしたり。
スッキリ見える?色が氾濫してガチャガチャしない?
でも考えてみると、好きな物に囲まれているのが好きな人はスッキリさせるよりもお気に入りの物が見える部屋の方が多分好きなんだと思うのです。それはもう本人の好きなように飾ったらいいと思います。
私がオススメするのは「よく使うものを飾る」。しょっちゅう使うものなら、ホコリもつきにくいですし手に取りやすくて、しまいやすいからです。
収納を大きくして種類別に収めて軽いものや、よく使うものは飾り使ったら戻し新しく入ってきたものは同じ種類の場所に収める。
「私は捨てられないから、片づけは諦めてる」という方もこのやり方で、お気に入りの暮らしを始めてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたのは…
長野県出身。元片づけられない、うっかりタイプ。家にいることが好きで、居心地いい家づくりのためにライフオーガナイザーの資格を取得。収納の仕組み作りは大好き。日々のリセットを、「いかに楽に、簡単にやるか」を考えて仕組み作りをしています。
毎日ちょっとずつ、人それぞれのやり方に合わせて片づけのハードルを下げながら全ての人が片づけを楽しめる、そんな発信をしていきたいです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。