家事のプロが掃除のプロに「年に1回、必ず掃除してもらう」と話す、意外な場所とは!?
2021/08/06
掃除・片づけをはじめ、無数にある日々の家事。基本的に家事は自分で行うものですが、なかには「自分でやろうとせず、プロに依頼したほうが絶対いい!」なんてものがあるかもしれません。
そこで、実際に家事のプロに聞いてみました。
教えてくれたのは、家事代行サービス「カジタク」を展開するアクティアに所属の山口さんです。
年に一度はプロに任せたい!浴室クリーニング
皆さんは、浴室クリーニングをプロのクリーニング業者に頼んだことがありますか?私は年に一度、頼んでいます。家事代行(ふだんのお掃除の代行)の仕事をしているにもかかわらず、です。
なぜわざわざお金を払ってまで浴室クリーニングを頼んでいるのか、4つの理由をお伝えしますね。
理由1:浴槽のエプロン内をきれいにしてくれる
ユニットバスの場合、浴槽エプロン(浴槽の表面カバー)が取り外しできる構造になっています。エプロンを外すと、中にはカビを含めた汚れがかなり溜まっているはずです。ところが、わが家のユニットバスの取扱説明書を読んでみると、「浴槽エプロンは取り外さないでください」と書いてあります。エプロン内というのは、日常のお手入れで手を出すところではないのですね。
エプロン内の掃除がたいへんなのは、以下のような事情があります。
・エプロンの取り外し・取りつけにコツが必要
・外したエプロンの裏側もかなり汚れている
・エプロン内の構造が複雑
・手の届きにくいところもある
・とにかくカビが大量に発生している
これらの事情から、浴槽エプロンとその中の掃除は専門の業者さんに頼むべきことと私は考えています。
理由2:浴室乾燥機を洗浄してくれる
最近の浴室天井には、24時間換気機能つきの暖房・涼風・乾燥機が取りつけてあることが多いです。その場合、単純な換気扇とは構造が異なりますので、自分で簡単に掃除できるのは、取り外しできるフィルターまで。それより内部は、素人にはむずかしい部分となります。
浴室クリーニングを頼むと、中のファンまでネジを外して分解洗浄してくれます。しかも高所作業になりますので、やはりプロにお任せしたい部分ですね。
理由3:防カビコーティングを施してくれる
日ごろから浴室掃除をしていても、見えないレベルでカビはあちこちに発生しています。
カビが見えるようになってから早めに対処するのもよいのですが、そもそもカビがつかないようにコーティングしておく、という考え方があります。防カビコーティングをしてもらうことで、カビの発生が抑制されるので、日常の掃除がとても楽になります。
防カビコーティングにはいろいろな種類があり、コーティング剤によって値段や有効期間が変わります。希望の条件が合えば、オプションの防カビコーティングも追加してみるとよいですよ。
理由4:業務用洗剤・道具で浴室を丸洗いしてくれる
プロのかたが来てくれると、最初に「とくに気になるところはありますか?」と聞いてくれます。
過去に、自分でいろいろやってみたけれど、どうしても取れなかった汚れがありました。そこで浴室クリーニングに来てもらったときに相談して、その汚れを取ってもらったことがあるのです。さすがだなと思いましたし、そのワザも教えてもらえて、とても助かりました。
経験も知識も豊富なプロが来てくれて、可能な限りすみずみまで丸洗いしてくれるだけでも、本当に頼もしいです。
以上のような理由で、毎年浴室クリーニングをお願いしているわが家は、カビ知らずの快適なバスタイムをすごしています。
興味のあるかたは、ぜひ一度、試してみてくださいね。