片づけのプロがお客様からよく聞かれる「箱はどうしたらいいですか?」にお答えします
2022/03/25
片付けのプロが、サポートの際によく聞かれるのが「おもちゃや家電の空き箱はどうしたらいいですか」という質問なのだそうです。
今回は、お悩みの方が多い【空き箱】の対処法について、毎日の暮らしを楽しくする方法を発信する整理収納アドバイザーの結さんに教えてもらいました。
箱をとっておく目的を考える
何のためにとっておくのかというと「いつか売るため」「季節外れの家電を収納するため」とおっしゃる方が多いです。
しかし箱があることで変わる値段は良くても数百円であることが多いようです。数百円のために数カ月とっておくのと、数年後もしくは未定にもかかわらずとっておくかでは変わってきますよね。
ダンボールなどの箱を収納用品として使うことは、正直おすすめはしません。長期的な使用を想定されていない紙製の箱は、湿気に弱くカビが生えやすいため、家電が不衛生な状態になることも。
貴重な収納スペースを守る
実は収納スペースには家賃を払っているも同然なんです。空き箱にお金を払い続ける価値はあるでしょうか。
そもそも家はモノを置くための場所ではなく、人が暮らすための場所なので、使わないモノに占領されてしまうのは残念です。
日々の生活でよく使うモノを使いやすく収納するためにも、優先順位を考えてモノを持つことは大事です。
必要な箱のとっておき方
数カ月以内には売りに出すものや、裏面に使い方や注意事項が書かれているために取っておきたいものもあるかと思います。
数カ月以内に売るものであっても場所を取ってしまうのはもったいないので、できるだけ箱をつぶしてコンパクトに保管するようにしましょう。
箱に書いてある情報が必要なものは、その部分だけ切り取ったり写真を撮るなどして、いつでも確認ができるようにする方法もオススメです。
スッキリ暮らしましょう
空き箱は意外と場所をとっており、本当に使いたいものが出しづらくなったり、入りきらず散らかる原因になっていることも。
目的によって手放したりコンパクトにしたりすることで、空間に余裕のあるスッキリした暮らしを手に入れましょう。
■執筆/結…整理収納アドバイザー。転勤族の夫と娘の3人暮らし。知らない土地の賃貸マンションでも、家の中だけは居心地の良い空間にしたい!と試行錯誤。家を整えることで、毎日の暮らしを楽しくする方法を発信。
編集/サンキュ!編集部
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