空の部屋とインテリア。

物が捨てられない人は、絶対試してみてほしい。1日5分で終わる小さな習慣

2023/12/01

捨てる理由を書くことで、不用品を見つける力がついて片づく人に変われました!その日捨てた物と捨てる理由をメモ帳に書いてみるだけでOK。メモする習慣を始めてみれば、家がどんどん片づいていくはず!

<教えてくれた人>
mocaさん
整理収納アドバイザー。ハウスメーカー勤務の夫、長男、長女の4人家族。著書に『1日5分!お片付けノート』(扶桑社)、『お片付けノートで見えてくる!大事なのは「捨てる理由」でした』(主婦の友社)がある。Twitter:@mocatam2014

「捨てる理由」をメモしたら、片づく人に変われました

2歳児と0歳児の子育てで忙しく、片づける時間すらないことに焦っていた頃。「ちょっとずつでも、いらない物を処分してみようかな?」と文房具がごちゃごちゃに入っていた引き出しを開けたら、1冊のメモ帳に目が留まりました。「おしゃれ~」と思って買ったけど、使い道が思いつかなかったメモ帳です。一瞬「捨てようかな?」と思ったけれど、キレイなまま捨てることに抵抗があって……。その日捨てた物と、それを捨てる理由を、メモ帳に書いてみたんです。

9月18日
・ボールペン→インクが出ない
・水性ペン→同じく
・郵便番号が5桁の封筒→古すぎ
・ワインのコルク→なぜ、入ってた?


この理由が、まるで自分へのツッコミのようで、捨てるのがちょっと楽しく感じたんです。そのせいか、この習慣は自然と続き、毎日ちょこちょこと物を捨てては、メモするように。すると、今まで気づかなかった不用品がどんどん目に付くようになって、家の中がみるみる片づいていったんです。3週間経つ頃には、「わたしはこの先、片づけで困ることはないだろうな」という自信まで生まれていました。わたしは、たまたま「捨てる理由」をメモしたことで、人生が大きく変わる経験をしました。

だから、物が多くて家が片づかないと感じている人には、わたしと同じように、捨てるついでに「理由」をメモすることをすすめたいです。自分にとっていらない物を選び取る力が身について、家がだんだんとすっきりしていくはずですよ。

捨てる理由を書いてみよう

1日数個でいいので物を捨てて、ノートにメモする習慣を始めてみませんか。すると、捨てるべき物が次々に見つかって、家がどんどん片づいていくはず!

●「捨てる理由」を書くことで 不用品を見つける力がつく
もともと捨てられない人だったmocaさんは、毎日「捨てる理由」を考え続けたことで、「なぜ、いらないか」をスムーズに判断できるようになりました。そして、不用品を見つけて処分すれば、わざわざ収納グッズを買い足さなくても、家がすっきり片づくと実感します。みなさんもmocaさんに倣って、まずは「捨てる理由」を見つける訓練から始めてみましょう。

●捨てる物の例
10年前の分厚い辞典→いつの?もはや情報が古いっ!

竹串→使った記憶ないし、カビてるやん!!

保存容器→黄ばんでて使う気しないわ~。

ウイスキー→5年間、誰も飲んでない!

<やること、これだけ!>
1.日付を書く
2.捨てた物を書く
3.捨てる理由を書く

自分にツッコミを入れて!

捨てる物が多い日は「おもちゃ1袋」など細かい品目は省略してOKですが、捨てる理由は必ず書いて。自分の捨てるパターンがわかって、不用品を見つけやすくなります!

参照:『サンキュ!』2022年12月号「世界一やさしい片づけの本」より。掲載している情報は2022年10月現在のものです。撮影/林ひろし、キムアルム 監修/moca 構成・文/kitsune 編集/サンキュ!編集部

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