キッチンの食器棚がごちゃごちゃになってしまう人がやりがちな3つのNGを整理収納アドバイザーが解説
2024/08/20
主婦にとってキッチンは一日の家事の中でもいちばん長くすごす場所ではないでしょうか。キッチンでの作業を効率よくするためにも食器棚の中も整理整頓されていることが大切です。
食器棚の中がごちゃごちゃしていると、使いたいお皿の出し入れもスムーズにいかずにストレスを感じてしまいます。
この記事では、整理収納アドバイザーでセミナー講師なども行っている松下香奈さんに食器棚のNG収納を解説してもらいました。
NG収納1:収納場所の高さを間違っている
食器棚収納でいちばん大事なことは、「使いやすい」「戻しやすい」ということです。
出し入れしやすいのは腰から目線くらいまでの高さです。いつも使う食器を取るために、かがんだり、背伸びをしたりするのはストレスですよね。ですから、日常的に使う食器は目線より下の出し入れしやすい場所に収納するのがおすすめです。
出番が少ない季節行事用の食器や、来客用の食器は上の段や、下の段へ収納しましょう。下の段は重い食器を出し入れするのに最適な場所です。
NG収納2:食器やカトラリーが溢れている
カトラリーはいつの間にか増えてしまううえに、お箸・スプーン・フォークなど種類もいろいろなのでとくにごちゃごちゃとしがちです。また、分類をせずにまとめて収納してしまうと、人数分のアイテムを取り出すのに時間がかかってしまいます。
カトラリーはアイテムごとに分類して収納するのがおすすめです。カトラリーも必要以上に収納せずに、使っていないものや古くなってしまった物は処分し、適量を持つことで引き出しの中もすっきりします。
NG収納3:サイズ、種類が異なる皿を重ねて収納している
サイズや種類の違うお皿を重ねて収納してしまうと、下に置かれたお皿は取り出しにくくなり、見栄えもよくありません。そんな場合はディッシュラックやコの字ラックなどを使い1段の棚を上下2段に仕切って種類ごとに収納します。食器棚の中の空間をむだなく活用でき、お皿の出し入れがスムーズになります。
食器棚は8割収納が使いやすく見た目もスッキリします。棚の奥の方にこの1年間で1度も使っていない食器はありませんか?よく使うお皿をストレスなく出し入れするためにも、使っていない食器は思い切って手放すことをおすすめします。
ちょっとしたコツや工夫で食器棚の使い勝手も格段に上がります。食器棚収納を見直して、家事の効率アップをしてみませんか。
◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。
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