〈北欧スタイル〉子どもの絵やラッピングペーパーも立派なアートに!
2023/11/28
北欧インテリアに欠かせないのが「アート」。少しハードルが高そうですが、実は好きな物を飾ればいいだけ。子どもの写真や絵、ファブリックも◎。難しく考えずに、アートがある暮らしを楽しんでみませんか?
- 飾る物や飾り方は自由。大切に飾れば“アート”になるんです
- 絵画風のファブリックなら、実は気軽に飾れます
- 家族の思い出は“ファミリーウォール”にまとめる
- 壁に掛けなくても、フレームを立て掛ければサマになる
<教えてくれた人>
桒原さやかさん
ライター・エッセイスト。夫とはイケア勤務時代に知り合い、現在は長女(4歳)、長男(3歳)の4人で、長野県に暮らす。近著に『北欧の日常、自分の暮らし』(ワニブックス)。インスタグラム@kuwabarasayaka
飾る物や飾り方は自由。大切に飾れば“アート”になるんです
「北欧で、アートを飾っていないお宅は見たことがないですね」という桒原さん。ご自身の家も、たくさんの壁飾りが目を引きます。「北欧人にとってアート=自分らしさ。有名な作品ではなくても、思い入れのある物を大切に飾れば、それがアートなんです。好きな物を飾ると、自分たちらしい空間になります」。
北欧では、アートが贈り物の定番です
親しい人に、「その人らしいアート」をプレゼントするのも北欧スタイル。「退職のお祝いなど、人生の節目にポスターなどのアートを贈ることが多いです」。
絵画風のファブリックなら、実は気軽に飾れます
リビングには、ひときわ目を引く松の木が!
「北欧在住の島塚絵里さんのテキスタイルです。ポスターは高価ですが、布ならこのサイズでもお手頃な値段。フレームに入れなくても絵になります」。
壁にイケアのカーテンロッドを設置し、掛けているのだとか。
家族の思い出は“ファミリーウォール”にまとめる
北欧では、家族の写真や作品を飾る壁の一角があるそう。
「わが家は玄関横。左のおじさんは、夫が子どものときに作った作品で、義母が送ってくれました」。
ちなみに……フレームはどこで購入してる?
「飾る物のサイズに合わせて、お手頃価格のイケアやAmazonで購入することが多いです。主役が引き立つシンプルなデザインで、軽い物を選びます」。
壁に掛けなくても、フレームを立て掛ければサマになる
結婚前から持っていたポスター。
「なんとなくこの空間さみしいな、と思っていた場所に置いてみたらぴったり。フレームを壁に掛けられない場合は、この飾り方がおすすめ」。
壁一面に飾れば、おうち美術館に早変わり!
北欧では壁一面に飾る「アートウォール」が人気。
「ここは私のデスクの後ろなので、自分の好きな物で埋め尽くしたい!どんどん増やしていきたいです」。
わざわざ買わなくても、身近な物がアートになる!
子どもが描いた絵、すてきなラッピングペーパー、友人から届いたポストカード、雑誌の切り抜き……。「フレームに入れて飾れば、立派なアートになります!」。
参照:『サンキュ!』2023年12月号「居心地がいい空間をつくる北欧スタイルの収納と飾り方」より。掲載している情報は2023年10月現在のものです。撮影/大森忠明 構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部