プロが指摘!捨てられない人が「最初に手をつけてはいけないもの」3選
2024/01/08
すっきりさせたいけど、正直捨てるのは苦手…。そんな人ほど、捨てる順番を間違えて後悔することもあるとか。後悔がトラウマとなり、ますます捨てられなくなってしまうという負のループに突入してしまいます。
そこで、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに「最初に手をつけてはいけないもの3つ」を教えてもらいました。
1.家族のもの
じぶんの身の回りを少しだけ整えられるようになると、途端に家族のものが気になるときはありませんか?ときには勝手に捨てたり、捨てることを強要したりして、揉める原因になることも。
じぶんにしか分からない価値観があるように、相手にも同じようにだいじにしたいものはあるはずです。また、上から目線の言い方をされたら意固地になってしまうこともあるでしょう。
相手に期待しすぎず、「家族が捨てられないならじぶんの分を減らそう」というスタンスでいるほうが関係も空間もうまくいきやすいでしょう。
2.思い入れのあるもの
思い入れのあるものほど、「捨て」へのハードルが高いです。思い出のものを捨ててしまうことに自己嫌悪を感じてしまうこともあり、自信をなくしてしまうことも。そのため、趣味の道具や写真のアルバムなど、思い入れのあるものは後回しにしてOKです。
手放す経験を積むうちに、徐々に判断も正確かつスピーディになっていき、手放せるようになりますよ。
ただ、減らすか残すかの問題だけでなく、「写真データで残す」など、現物だけに囚われない保管方法にシフトいくのもこれからは意識してほしい点です。
3.使っているもの
ソファーやテレビなどの捨てブームがきていますが、使っているものにも関わらずいきなり捨ててしまうのはリスキーです。その前に見直さなければならないものは、もっとほかにもあるのではないでしょうか?
使っているものと向き合うことは最後にして、まずはなくても確実に困らないものから手放していきましょう。
まずは「期限切れのもの」から手をつけて!
では、一体何から手をつければいいのでしょうか。答えは、「期限切れのもの」です。例えば、食品であれば賞味期限切れのもの、書類であれば保証切れのものや壊れた家電の説明書などがあげられます。
捨て上手な人は、何でも捨てられる人ではありません。だいじなものを残すことができる人です。そのためには正確な判断スキルを磨かなければなりません。捨てても後悔しにくいカテゴリから始めてみると、自信が生まれ判断も明確になっていきます。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションでの家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部