【古堅式】リバウンドしない!2度と散らからない家の作り方

2024/01/23

5000軒以上の家を片づけてきた古堅純子さん。YouTube「週末ビフォーアフター」の収録に密着!「捨てたくなかったら捨てなくてもいい」がモットー、置き場所を変えるだけでスッキリした部屋になる“古堅式”片づけを大公開!

・1970年生まれの53歳 ・予約のとれない片づけのプロ ・YouTube活動は同じマンションのママ友と...

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子どもの物が全部出ている“モロ出し”空間……

小学生から赤ちゃんまで3人兄弟の小船家。学用品からおもちゃまでが全てリビングに。特にカウンター下は丸見えのおもちゃ類で魔窟状態!

<密着したのは>
小船ゆみさん
夫と長男(8歳)、二男(5歳)、三男(1歳)と暮らす。春の育休復帰に向けて、家を片づけたい!と奮闘中。

BEFORE

2年前、30万円払ってプロに物を減らしてもらったのに、リバウンドしちゃいました(汗)。

基本の片づけ方

とにかく物を寄せて、スッキリした“更地”にしてしまうのがポイント。そこから“置き場所”を決めて戻していくだけです!
まずリビングだけでもキレイにすると「片づけたい!」とやる気が出てきます

更地とは?

家具以外の物が全てない状態。

1 物を全部出して別の部屋に寄せる

机の上の物から家電まで、動かせる物は全て別の部屋へ。1部屋全部の物を動かすことが厳しいなら、部分的にでもOK。あらゆる引き出しの中身も、全て出しておく。

【小船家ビフォーアフター実況中継】あまり使わない2階の部屋に物を寄せる!

2 なーんにもない状態の更地にして景色を変える

まっさらな部屋の状態にリセット完了!「スッキリした部屋を見て『本当はこんな部屋で暮らしたかった』と思うはず。家がこんなに広かったんだと驚く人も多いです(笑)」。

【小船家ビフォーアフター実況中継】机の上、床の上の物がなくなり超スッキリ!

3 使う場所のそばによく使う物だけ戻す

まずは「よく使う」物だけ、使う位置へ。「ここで『いる、いらない』の判断は不要。必要な物が“ゴールデンゾーン”にあり、出し入れしやすいことが大事です」。

【小船家ビフォーアフター実況中継】リビングには三男のお世話セットとおもちゃを戻す

4 余った物は“僻地”に埋める

この時点で「捨ててもいいな」と思えた物は捨てる。使ってないけど捨てたくない物は、押入れの上や引き出しの奥など、普段使わない場所に埋めて。ぎゅうぎゅう詰めでもOK。

僻地とは?

収納の奥・上部や、デッドスペースのこと。

【小船家ビフォーアフター実況中継】2階の使っていない収納に一旦埋める

なんと!1カ月後もリバウンドなし!

物の定位置が決まり、家族みんなが物を“ちょい置き”するクセが改善。さらに物への向き合い方にも変化が。「埋めた物を『もう使わないな』と自然に思えるようになって、自分から捨てるようになりました」(小船さん)。

AFTER

<教えてくれた人>
古堅純子さん
幸せ住空間セラピスト。家事支援サービスから始まり、独自の古堅式メソッドを確立。テレビの出演も多数。
YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」の登録者数は23.3万人(23年11月現在)

『物に囲まれてすっきり暮らす 景色を変える片づけ』(大和書房)

参照:『サンキュ!』2024年2月号「散らかる家→散らからない家」より。掲載している情報は2023年12月現在のものです。イラスト/きりふみこ 撮影/林ひろし 構成/岡部さつき、前田菜々子(風讃社) 取材・文/前田菜々子(風讃社) 編集/サンキュ!編集部

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