年1回捨てるだけでOK!?整理収納アドバイザー1級実践のキレイな家キープ術
2024/06/21
年1回、6カ所だけ集中して不要な物を捨てる習慣で、キレイな家がキープできます!整理収納アドバイザーのリアルな片づけ方とは?片づけや掃除がラクになり、ストレスフリーな暮らしになる物捨てルールを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
大木聖美さん(神奈川県 53歳)
整理収納アドバイザー1級。暮らし評論家。夫と2人の息子の4人家族。15年に資格を取得。片づけ、生前整理、防災備蓄など幅広い知識を生かした暮らし系セミナーの開催は200回以上。インスタグラム@wagamichilife
- 「片づけは使っていない物を手放すことから」という言葉で物捨てに目覚めた
- 服の選別に迷ったら一度着てみる
- 物捨ては1カ所につき10分程度だから、気楽にできる
- 大木さんの 物捨てルール「手放す勇気向上計画」
「片づけは使っていない物を手放すことから」という言葉で物捨てに目覚めた
「二男の妊娠中、持ち物の量が増えてイライラがMAX状態のとき、テレビで『片づけは入れ込むのではなく、使っていない物を見極めて手放すことから』と言っているのを見て、ハッとしました」。そして、不要品を減らすことを実践してみたら、片づけや掃除がラクになり、ストレスフリーな暮らしに。「自分の経験を踏まえ、物捨てが苦手な人に向けて、年1回不要品を見直す『手放す勇気向上計画』を提案しています。6カ所で5個ずつ減らすだけなので、気軽にトライできますよ」。
服の選別に迷ったら一度着てみる
手放すのに迷った服は、着用して鏡で見てみるように。「お気に入りの服でも、鏡で客観的に見ると、“今の自分には合わない”とすぐ判断できます」。
物捨ては1カ所につき10分程度だから、気楽にできる
例えば、キッチン全般ではなく、シンク下、引き出し内など、スペースを絞るのがコツ。「1日1カ所だけなら時間がかからず、負担も軽くてすみます」。
大木さんの 物捨てルール「手放す勇気向上計画」
3週間で暮らしがスリム化!
STEP1 家の中で見直したい場所を6カ所ピックアップ
ただやみくもにあちこち片づけようとすると、疲れるだけ。「物がごちゃごちゃしているな」「出し入れしづらいな」と感じた場所を6カ所選びます。
STEP2 1日1カ所ずつ、不要な物を5個出す
選んだ場所で1日1カ所ずつ、いらない物、使っていない物を5個出していきます。これを6日間続け、7日目はお休み&捨てた物の振り返りを。
STEP3 2週目、3週目も同様に同じ場所で不要品を見直す
STEP2と同じ場所で、2週目、3週目もルーティンを繰り返します。1週目、2週目で捨てるか悩んでいた物も、3週目に決心して捨てられるようになることも。
※情報は、『サンキュ!』20年10月号~ 24年1月号に掲載された情報を一部再掲載、再編集しています。
参照:『サンキュ!』2024年7月号「整理収納アドバイザーの家と片づけ」より。掲載している情報は2024年5月現在のものです。撮影/大森忠明、林ひろし 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部