後悔しない捨て方とは?「捨てなきゃよかった」とならないために気をつけた方がよいモノ3選
2024/07/29
モノを捨てよう!と気持ちにスイッチが入り、家の中のモノを使っていないからと、次々捨ててしまう・・・そんな時には要注意です。あとから、「捨てなきゃよかった」「なくて困る」なんてならないよう、断捨離時に気を付けるべき事に注目してお伝えしたいと思います。
教えてくれたのは、整理収納アドバイザーでインテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有する方尺真美さんです。
人のモノ(自分所有以外のモノ)
特に子どものモノで勝手に捨ててしまい後悔してしまった、なんてことはありませんか?実は、筆者も過去に経験があります。子どもが自分で判断するのが難しい小さな時期は、子どものモノも親が管理しますよね。その時期であれば、ある程度、親の判断で「要る・要らない」をすることになると思います。
しかし、子どもが成長し、気が付くと自分で判断できる時期になったとき、今までの流れで「うっかり親だけで判断してしまい…」ということが出てくるかもしれません。あとで子どもから「あれはどこ?」と忘れたころに聞かれると後悔してしまいます。子どものモノにかかわらず、自分所有以外のモノを処分したい時には、必ず本人に確認することが大切ですね。
たまに使うモノで手に入りにくいモノ
紙袋や新聞紙、使い古したタオルなど、何かに使うだろうと、とりあえず取ってはいるものの、気づくと沢山保管してしまっていた…なんてことはありませんか?使う頻度が少ないモノなので、いっそのこと処分してしまおう!となりがちですが、紙袋や新聞紙などは、使いたい時、使うべき時がきたときにあると便利なモノです。
また、子どもが「工作したい!」となった時に、必要になってくる空き箱やペーパーの芯などの材料たち。こちらも少量保管しても良いモノになりますね。たまに使うモノこそ、一斉処分してしまうのは要注意です。
ですが、使用頻度自体は少ないので、沢山取っておくのも場所を取るだけなのでNG。置く場所のスペースに合わせるか、または、使いそうな量を想定し保管数量を決めると良いですよ。
防災用品として使えるモノ
普段使わないからと捨ててしまいがちなモノでも、防災時の予備などに活用できることがあります。例えば、引っ越し時など「新居に引っ越して毛布は買い換えるから、古い毛布は処分」と考えることもあります。この場合は、毛布を圧縮して、防災用品として保管するのもひとつです。
また、ウィンドブレーカーなども普段使う事がないからと捨ててしまうより、防災用品として保管するのがおすすめ。是非、処分する前に防災用品として使えるかどうかも、一度検討してみてくださいね。
◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。