良いことばかりじゃない!モノを減らすと起こるデメリット3

2022/07/07

サンキュ!STYLEライターのdanngoです。モノを減らしてすっきり暮らしたい、と思う人は多いですよね。厳選された少ないモノだけで生活すればストレスなく快適、と言いたいところですが実際には困ることも少しあります。
大きな声で言いにくいミニマリストのデメリットをお伝えします。

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なくした時は一大事

モノが少なければモノの住所がわかりやすく、探し物が減ります。どこに何があるか把握しやすいので、モノが行方不明になることはめったにありません。そのかわり、なくした時は一大事。

限られたモノで生活しているので予備という概念が存在せず、家にあるモノはほとんど一軍選手です。我が家ではたまに息子または娘の友達が何かを持ちあるいてどこかに置き忘れたり、遊んで隠してしまったりすることが。時間がたつと本人すらどこにいったか思い出せず、大騒ぎとなります。

先日、ずっと愛用していたスプーンの1本がなくなり、あちこちひっくり返すはめに。結局見つからず、別のスプーンを買い足しました。

モノのために歩き回る

ハサミのように部屋のあちこちで使うモノは、複数用意してよく使う場所ごとに設置すると良いという話もありますが、我が家ではその方法を採用していません。たくさん買ってあちこちに置くと、私のキャパシティーでは管理しにくくなるからです。

子ども達が工作用に自分のハサミを持ちたがるのでそれは別に買いましたが、家族共用のハサミは小さなハサミとキッチンバサミの2丁のみ。両方ともキッチンの棚に入っています。玄関近くで古紙をたばねる用事ができた時は、ひもを切るためにハサミを玄関まで持っていきます。
こういった感じで歩き回ることは多いです。

急なイレギュラーに慌てる

実家は昔からモノが多い印象でしたが、工作のために缶やリボンなどが急に必要になっても、親に言えばすぐどこかから出てくる便利さがありました。現在の我が家はそれとは逆の状態なので、急に普段使わないものをほしいと言われた時に困るわけです。

学校の行事・活動などで何か必要になるのではないかと、いつも子ども達の持ち帰るプリントを鬼気迫る表情で見つめています。なぜか前日に「紙コップを持ってきてください」と連絡があり、慌ててスーパーに走った経験も。普通の家には常に紙コップがあると思われているのでしょう。

ストロー、紙皿、割りばし、つまようじあたりも急に言われる確率高めです。あきらめてこれらは少しストックすることに。最近では、「弁当を捨てられる容器で用意してください」との通達がありました。この容器も、慌てて買いに走ったことは言うまでもありません。

あまりにモノを減らしすぎると融通がきかなくなることがわかりました。いろいろとこりて、今はややモノを増やす傾向にあります。減らすことにばかり目を向けず、無理のない最適な物量を見きわめていきたいものですね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
整理収納が苦手な二児の母。いかに楽をするかばかり考えています。見映えを重視することはほとんどなく「使えればいい」が決まり文句です。家事をする時間より、子どもと遊ぶ時間の方が長め。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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