一定額の収入があるのに、貯金がなかなかできないという人も多いはず。毎月10万円以上の貯金を継続する人も多いサンキュ!STYLEライターたちは、いったい何が違うのでしょうか?貯めるためのコツを教えてもらいましょう。

なんとなくでお金をつかわない
シングルマザーとして2人の子どもを育てながらファイナンシャルプランナーの資格を取得。1,000万円の貯金を達成した、サンキュ!STYLEライターのちぇそさん。貯金ができる人とできない人の違いは「収入の多さ」だけではないといいます。
貯金ができる人になるためには、「なんとなくで使うお金を減らすこと」が大切。何にいくら支払っているのかを知るために、家計を「見える化」することがポイントです。具体的には、「家計簿アプリなどを活用して簡単に管理」「毎月の固定費をリストアップし削減できるものを探す」「これ本当に必要?と考えるクセをつける」ことが大切。
なんとなく払っている動画配信のサブスクや、なんとなく入っているスマホプランなど。「なんとなくで使っているお金」を見つけて削減していけば、無理のない節約につながるのです。
なぜ?と1歩踏み込んで考える
夫の手取り548万円のうち年間320万円以上を貯金しているという、サンキュ!STYLEライターの川崎みささん。「片づけるとムダな出費が減る」といいますが、とくに洋服代でそれを実感したといいます。着ない服を手放したことで、無計画な出費が減り「貯金力」がアップしました。
ただ、モノを捨てるときには大切なポイントがあるといいます。「なぜ捨てようと思ったのかを考えてみる」ことです。洋服の場合、「着古したので捨てる」という理由もありますが、たとえば写真は、娘さんのワンピース。まだ着ることができましたが、まったく着ていなかったため捨てることになりました。その理由は、「ボタンがめんどうだったから」。それならば、次はボタンの多い服は買わないほうがいいことがわかります。
「なぜ捨てるのか」を考えないまま捨てたとしても、また同じ買い物の失敗を繰り返すだけ。捨てる理由をきちんとわかったうえでモノを捨てると、結果として、節約や貯金につながっていくのです。
必要を感じてから買う
計画的な家計管理が得意な、サンキュ!STYLEライターのまつやまなこさん。情報にふりまわされず、「必要を感じてから買う」ということを心がけているといいます。
たとえば、子どもの入学時。「入学のときに買っておいてよかったもの」など、世間では興味をそそられる情報を目にすることが多いですよね。つい、「安心かも」と多くのものを買ってしまいがちですが、まつやまなこさんは、「本当に必要?」「なくても大丈夫では?」「今あるもので足りるのでは?」と考えるようにしているといいます。不便や必要性を感じてから購入すれば十分に間に合いますし、「そのときに選べる選択肢の中からいちばんお得に買えるものを選ぶ」ようにしています。
まとめ
「なんとなく」で生活をしていれば、たとえ収入が多くても、お金はどんどん減るばかり。1歩立ち止まって考えることができる人が、「貯め上手な人」なのです。「無意識で使っているお金を減らす」「物を捨てるときに、なぜ使わなくなったのかまで考える」「情報にふりまわされず、必要なときに買う」など、貯め上手なサンキュ!STYLEライターさんたちの考えかたはとても参考になりますね。
ぜひ一度、自分のお金の使いかたを見つめ直してみましょう!