毎日掃除してるのになんか臭う…トイレのニオイの元凶スポット3カ所は？

収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ！STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。

皆さんはトイレの掃除をこまめにされていますか？毎日していても、なぜかアンモニア臭を感じる…というお宅も多いのでは？トイレのニオイの元は毎日の掃除では取りきれない部分にひそんでいるもの。今回はニオイがした時に掃除して欲しいニオイの元凶3カ所をご紹介します。

1番のニオイの元はここ！便器のふち裏の尿石汚れ

日々の掃除では見逃してしまうのが、便器のふち裏。ここは便器を真下から覗かないと見えない場所で、なおかつ尿石が付きやすい場所です。

尿石は時間が経って頑固になると、トイレブラシでこすっても落ちません。そしてアンモニアの強烈なニオイを放ちます。

時間をかけて作られた汚れは時間をかけなければ落ちないので、酸性洗剤のパックが必要です。

ついつい見落としてしまう…ウォシュレット便座の下

ほとんどの家庭で使われているであろうウォシュレット。ここを外せることは知っていても、外したことがないというお宅が意外とあります。

できたら月に1度は掃除していただきたい場所です。ここの掃除を怠ると、かなりニオイを放ちます。機種によってはフィルターを外すことができるので、外せる場合はキレイに水洗いしましょう。

男の子のいるお宅は特に要注意！便器の根元

意外にも見落としがちなのが便器の根元。知らない間に尿が垂れて根本につたってしまうと、時間が経つにつれて強烈なニオイを放ちます。

ひどい場合は床材までダメにしてしまうこともあるので、たまに洗剤パックをして汚れをリセットしましょう。
汚れの防止のためにマスキングテープを貼ったりしてもいいかもしれません。

頑固な尿石を落とすにはサンポール！

ご存じ、有名な酸性洗剤のサンポール。10年ものの尿石もトイレットペーパーに洗剤を染み込ませパックをして15分ほど待つとスルリと取れてしまうという逸品です。

本当に酸性が強く、長時間放置をすると素材を痛めてしまう場合もありますので注意してください。そして塩素系の漂白剤と混ぜると有毒なガスを発生させますので絶対に一緒に使わず、使用の際は手袋とゴーグルなどして素手では触らないようにしましょう。

普段のお掃除は中性洗剤でOK

毎日の掃除はトイレットペーパーと中性洗剤で十分です。
他にも酸性洗剤のクエン酸水も尿汚れに効果的です。

こまめな掃除でいつも清潔に

汚れは時間が経てば経つほど頑固になります。こまめに掃除をしていれば、その分いつも気持ちがよく最終的には時間も節約できます。

今回ご紹介した場所を毎日掃除するのはなかなか難しいかもしれませんが、一週間に1度は掃除すると後が楽になると思います。ぜひ、いつも清潔なトイレにしておきましょう。

♦︎記事を書いたのは・・・高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片づけで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中！
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。

※使用上の注意をよく読んだうえでご利用ください。
※塩素系漂白剤と酸性の洗剤を混ぜると、塩素ガスが発生し死亡事故に繋がる可能性があります。絶対に酸性の洗剤と混ぜないでください。また、脱脂性があるので、素手で作業をすると手が荒れてしまう可能性があります。使用時にはゴム手袋をつけましょう。