ミニマリストに学ぶ!キッチンの収納方法と断捨離

2018/05/02

いつもスッキリとしたショールームのようなキッチン、憧れますよね。でもどうしても物であふれ、収納にも頭を悩ませがち。そこで、最小限の物で暮らしているミニマリストに、キッチンの物を減らすコツやキレイを保つ工夫を聞いてみました。

ここまで何もない! ミニマリストのキッチン

まずは、ミニマリストたちの清潔感あふれるキッチンを一挙大公開! どうしてこんなにキレイなの? キッチンにおける収納ルールとは? 何もないキッチンの秘密に迫ります。

サンキュ!ブロガーMIINAさん

サンキュ!トップブロガーMIINAさんのキッチン。基本的に、シンク周りの洗剤とスポンジ以外、何も置かないようにしているそう。作業スペースも広々としていて、いつでもすぐに料理にとりかかれます。

サンキュ!ブロガーjunkaさん

サンキュ!ブロガーjunkaさんのお宅は、壁付けでオープンタイプのキッチン。人目につきやすいからこそ、物はなるべく引き出しや戸棚にしまってスッキリさせています。

サンキュ!ブロガー水江智美さん

サンキュ!ブロガー水江智美さんも、基本的に使った物は出しっぱなしにせず、毎回しまうのがルール。物がないと掃除がラクで、キレイな状態にリセットしやすいのだそう。

サンキュ!ブロガーcomayoさん

続いて、サンキュ!ブロガーcomayoさんのキッチン。汚れがつきやすいコンロ周りは、掃除をスムーズにするために物を置かないそう。洗剤やハンドソープ、水切りカゴは必要な物なので、無理に隠すことはしません。その代わり、こまめに掃除してキレイを保っているそう。

サンキュ!ブロガー森田法子さん

サンキュ!ブロガー森田法子さんのキッチンは、物が一切なくまるでショールームのよう!以前はかわいい雑貨を飾ったり、キッチンの便利グッズを買い込むなど、物であふれていたそうですが、今は「自分で管理できる物だけを持つ」のがルール。まめな性格ではないので、掃除が億劫にならないよう最初から物を置かないのだとか。

物が何もない美しいキッチンをキープするには、「使ったらしまう」が鉄則。また、どのキッチンも清潔感にあふれていますが、ミニマリスト全員が掃除好きというわけではありません。汚れが溜まりやすい場所だからこそ、毎回の掃除のハードルを低くするために、そもそも物を置かないという考え方をしているようです。

家電周りをスッキリさせるコツは?

シンクやコンロ周りはなるべく物を置かないのがミニマリスト流。では、冷蔵庫や電子レンジといった家電周りには、どのようなルールがあるのでしょうか。さっそく実例を見てみましょう!

全体的に色のトーンを揃える

サンキュ!ブロガーcomayoさん

カウンターキッチンの背面に、冷蔵庫や電子レンジ、ごみ箱などを置いているcomayoさんのキッチン。このエリアの物は、意識的に色のトーンを揃えているそう。レンジ横の白いボックスの中には、子どもたちのカラフルな水筒が入っています。

サンキュ!ブロガーtomoyoさん

サンキュ!ブロガーtomoyoさんのキッチンも白一色! 造り付けのキッチン収納から、家電まですべて同色で、とてもまとまりのある空間です。食卓に出すトレーなどはレンジ横のすき間に立てて収納。冷蔵庫の扉に貼るのはキッチンタイマーだけと決めているそう。

存在感が出やすいものは賢く隠す!

サンキュ!ブロガー水江智美さん

水江さんのお宅の冷蔵庫周りはこのような感じ。冷蔵庫の扉には何も貼らず、白の面積が多い分とてもスッキリとして見えます。こまごまとしたキッチングッズは、冷蔵庫の隣にある透明ケースに収納。冷蔵庫上にあるオーブンレンジには布をかけ、存在感を消しています。

ミニマリストに共通するのは、キッチン全体の色合いを「白」でまとめるということ。色のあるものはなるべく目につかないように収納を工夫するなど、参考になるアイデアがいっぱいです。

調理道具の収納はどうしてる?

料理中に使う菜箸やおたま、フライパンに片手鍋・・・・・・。ミニマリストたちは調理道具を一体どんな風に収納しているのでしょうか。

一軍、二軍で収納を分ける

サンキュ!ブロガーjunkaさん

junkaさんは毎日使う調理道具と調味料をまとめてコンロ脇に常備。慌ただしい料理中でも、必要な物がサッと取ることができます。さらに、作業台の引き出しにはキッチンばさみやトングといった二軍の調理道具を収納。使う頻度に応じて収納方法を変えることで、作業がよりスムーズになりますね。

アイテムと場所をリンクさせた収納

サンキュ!ブロガー森田法子さん

森田さんの場合は、シンク下にはシンク周りで使うもの、コンロ下にはコンロ周りで使うものを収納。とてもシンプルですが、この収納ルールを徹底するだけで無駄な動きがなくなり、より作業に集中できそう!

引き出しの中にゆとりをもたせる

サンキュ!ブロガー水江智美さん

水江さんはコンロ下の引き出しに鍋などを収納。忙しいときでも取り出しやすいよう、あらかじめ収納スペースには余裕を持たせています。キッチンの外観だけではなく、引き出しを開けたときにもスッキリと中身を見渡せるよう、心がけているそう。

どのミニマリストも、「なんとなく」しまう場所を決めるのではなく、自分がキッチンでスムーズに動けるように収納方法も凝らしています!

お弁当グッズの収納アイデア

子どものお弁当グッズはこまごまとしていて収納もごちゃつきがち。収納上手なミニマリストたちに、そのアイデアを見せてもらいましょう!

グッズそれぞれに専用の収納BOXを用意

サンキュ!ブロガー海老原葉月さん

サンキュ!ブロガー海老原葉月さんは、お弁当箱やお箸はダイソーの取っ手付きカゴにまとめて入れて、キッチンの戸棚に収納。数種類あるピックはそれぞれ密封できるビニール袋に入れて、専用のBOXヘ。また紙カップも専用のBOXに入れています。ひとつひとつ、専用BOXがあるから、ごちゃつきとは無縁!

お弁当箱専用の引き出しを作る

サンキュ!ブロガーjunkaさん

junkaさんの場合、お弁当箱の収納専用の引き出しがあります。ここにお弁当包みや袋、お箸などもまとめて収納。お弁当を詰める作業はキッチンで行うので、紙カップなどは調理道具を収納している引き出しにしまっているそう。

使うときにすぐ取り出せる場所にしまう

サンキュ!ブロガーMIINAさん

MIINAさんの場合も、お弁当作りで使うカップは調理道具と同じ引き出しに。購入後はパッケージから中身を出し、ここに重ねて収納します。お弁当箱はひとつのカゴにまとめて入れて、キッチン背面の収納棚にしまってあるのだとか。

ミニマリストがキッチンで断捨離したもの

必要ないと断定した物は潔く手放すのがミニマリスト。続いては、彼女たちが断捨離したキッチンアイテムをご紹介します。 

1.三角コーナー

海老原さんはスーパーで肉などを買うときに入れるポリ袋を、生ゴミの袋として代用。三角コーナーを洗う手間も減り、大満足! 森田さんは三角コーナーを手放したことをきっかけに、生ゴミを減らす生活にシフト。にんじんは皮をむかず丸ごと使用、野菜のヘタは漬け物にしたり、今まで捨てていた葉っぱや茎も刻んでふりかけを作ることもあるそう!

2.水切りカゴ

洗い物をするときになくなはならない物のように感じますが・・・・・・・。水江さん、海老原さん、森田さんは思い切って断捨離! 作業台に大きめのクロスを敷き、洗い物を置いた後はすぐに拭くという習慣にしているそうです。

3.トースター

水江さん、森田さん、comayoさんはトースターを断捨離。「パンは魚焼きグリルで焼く」というのが、ミニマリストたちの間ではもはや定番といっても過言ではなさそう! 

このほかにも、キッチンマット、パスタ用鍋、やかん、ミキサーなど、一般の人たちが当たり前に持っているようなキッチンアイテムを次々と手放しているミニマリストたち。中には炊飯器を手放し、鍋とガス火でご飯を炊いているという人まで! 1つの機能しか持たないアイテムや、掃除の手間が増えるものは断捨離の対象になるようですね。

ミニマリストのキッチンをご紹介しました。持ち物はとっても少ないですが、そこには料理の作業効率を上げるための工夫や、掃除をラクに行うためのアイデアがたくさん詰まっていますね。

取材・文/KIRAKIRA

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