【整理収納】整理収納アドバイザーが教えるキッチン整理5つのポイント

2023/06/07

クリンネストの資格をもち、家事代行も行っているさくぽんさんは、「がんばりすぎない生活」をモットーに心と身体に余白のある生活を目指し、現在は仕事をセーブして育児(0歳の息子)に奮闘中です。

今回はそんなさくぽんさんに、誰もが時短を求めている場所であり、自ら使い勝手を悪くしてしまいがちなキッチン整理のポイントを5つを教えてもらいました。

「頑張りすぎず、心に余白を」をモットーに、楽で効率の良い家事や掃除、収納術など暮らしにまつわる情報を発信。ク...

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1)1つの役割しかないものは持たない

時短(便利)調理器具のなかには「〇〇をきれいに切るため」のモノや「〇〇が簡単につくれる」といった商品がたくさんありますが、1つの料理(調理)にしか使えない調理器具はおすすめできません。

1週間(あるいは1カ月)の間によくつくる料理のためのものであれば問題ありませんが、そうでない場合には使わなくなることがほとんどです。収納スペースもムダにしてしまいます。

1つの役割しか持たない調理器具を買う際にはぜひ慎重に…。

2)交代制で増えすぎ防止

キッチンにあるものでついつい買ってしまうものってありませんか。例えばお皿やカトラリー、マグカップなど。

出し入れがしづらくなったとき、収納しきれなくなったとき、新しいものを購入したときには「使っていないものを手放して新しいものに交代する」ということを習慣づけてみてください。

3)思い出ボックスの活用

もらったグラスや旅行先でつくったお皿など、思い出のある食器ってありますよね。
「手放す」または「使う」という選択肢もありますが、すでにお気に入りのものがあるから使わないけど思い入れがあるから捨てられないという時には食器棚ではなく、「思い出ボックス」に保管するのもひとつです。

ポイント

このとき気をつけてほしいのは、捨てられない理由が「もったいない」や「なんとなく」ではないかどうか。

もらいものと言っても「結婚式の引き出物でもらった」、「友達が誕生日にくれたから」という理由で使っていないのに「思い出ボックス行」にしてしまうとこの先高い確率で使われることはありません。そして最後まで「なんとなく取ってあるもの」として収納スペースを占領していきます。

どれくらい思い入れがあるのかの判断は人それぞれですが、何でもかんでも「思い出ボックス行」にならないように注意しましょう。

4)賞味期限1カ月以内コーナーをつくる

冷蔵庫の中と食品庫に1つずつボックスを用意し、賞味期限が1カ月切ったものを入れていくようにし、ボックスに入っているものから優先的に使っていきます。

このボックスに入れるのは毎週買っているよく使うものではなく、買っておけば食べるだろうと思って買った「レトルト食品」や「チルド食品」が対象です。

ついつい食品の買い物が多くなってしまいがちなかたにおすすめです。

5)ライフスタイルに合わせて見直す

毎日お弁当作りがある
夫の食事管理で毎日〇〇をつくっている
夏場は子どもとアイスを手作りすることが多い
離乳食づくりは手作り派

など、ライフスタイルは家庭によって様々で、お子さんの成長や職場環境、季節などでも変わっていきます。それに伴いキッチンでよく使うもの、使わなくなったものも変わっていくのでそのタイミングで整理をし、収納場所を見直すようにしてみてください。時間も収納スペースも有効に使うことができるはずです!

収納スペースの有効活用

ものが多く収納スペースが足りないから収納棚を追加する、そしてさらにものが増える…という悪循環にならないよう少し意識を変えるだけでスッキリとした使いやすいキッチンにすることができます。

限られた収納スペースを有効に活用するためにも、ぜひ今回の5つのポイントを参考にしてみてください!


■執筆/さくぽん…頑張りすぎず、心に余白を」をモットーに、楽で効率の良い家事や掃除、収納術など暮らしにまつわる情報を発信。クリンネストの資格をもち、家事代行も行っている。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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