カビとの戦いに終止符!?身につけておきたいカビ発生を抑える防カビ習慣
2023/06/22
収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。
今年は例年より少し遅い梅雨入りだそうですが、今年もじめじめの季節がやってきましたね。
この時期に気になるのはやっぱり『カビ』ではないでしょうか?
特に水まわりはもっともカビが生えやすい場所ですのでふだんからの予防が重要になってきます。
そこでカビを発生しにくくするための予防習慣をご紹介いたします。
カビが発生する3つの要素とは?
そもそもカビはなぜ発生するのでしょうか?
カビは3つの条件がそろうと発生するといわれています。
それが水分、湿度、栄養です。
という事は、この3つを阻止すればいいわけなんですが、すべてを取り除くことは不可能に近いので少しでもカビの発生を抑えるにはどうしたらよいのかご紹介しましょう。
こまめに掃除して栄養源を与えないようにする。
カビの栄養源とはホコリや食べ物のカス。ほかにも石鹸カスやシャンプー、人間のアカも大好き。
とくに浴室は湿度が高くなる場所であって栄養も豊富なのでカビが爆発的に発生するところなんですね。
ということはカビを防ぐには日々の掃除が必須。
湿気は下に溜まりやすく、真ん中より四隅に溜まる性質があるのでそこをとくに気をつけて掃除しましょう。
収納スペースも奥行きがある場所は湿気が溜まりやすくなります。
除湿剤を置いてカビの発生を抑えましょう。
掃除した後に軽くアルコール除菌しておくと安心です。
※ワックスをかけている床などはアルコールをかけると反応して白くなるので注意!
換気をして湿度を下げる。
湿度が60%を超えてくるとカビが活発化して増殖します。
部屋の温度を25℃以下にしましょう。そして湿度を60%以下にすることでかなり効果があります。
布団などの寝具は湿気が溜まりやすいので布団乾燥機をうまく利用するようにしましょう。
防カビ剤、除湿剤を利用する。
こちらはダイソーの330円商品。アース製薬が製造している商品のようです。
カビが特に爆発的に増殖してしまう浴室で2~3カ月に1度焚くだけで、掃除では取り除けない汚れの奥まで浸透し、黒カビを防ぎます。(全ての菌を除菌するわけではありません、カビ取り剤ではありません)
ドラッグストアで同じような商品を購入すると500円前後しますがダイソーでは330円なので続けやすいですね。
押入れや納戸など奥行きの深いところにはこのような除湿剤を置きましょう。
広い空間より狭い空間に効果があります。
ほかにも除湿シートやすのこなどもあります。
とくにカビが生えやすい素材は革製品、和服、レインコート、タオル類です。
クローゼットは換気をこまめにするようにしましょう。
ものを詰め込みすぎず風とおしのよい空間づくりを。
ものが多いだけでそこにホコリがたまり掃除がしにくくなります。
家具を置きすぎていると部屋が狭くなり風もとおりにくくなります。
カビはよどんでいる空気感が好きなので、まずは見た目もスッキリとした風のとおる空間を目指してみましょう。
◆この記事を書いたのは・・・高桐久恵
整理収納アドバイザーで小学生男児2人のママ。
お片付けで新しい自分に出会うお手伝いを!をモットーに活動中。
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。
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