泊まり客がくる!さぁどうする?片づけ以外で気をつけるポイント4つ
2023/10/03
都会の分譲マンションから田舎の賃貸アパートへお引っ越しをした転勤族の妻で2児の母、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさん。遠方で暮らしているため、観光ついでに泊まりで会いに家族や友人がくるのだそう。
今回はそんなうたさんに、片づけや掃除以外で毎回気をつけていることを4つご紹介してもらいます。
1.泊まってもらう場所の確保
来客時に寝るスペースをとらなければなりません。
来客部屋や空き部屋がなければ、どこで寝てもらうのか、事前にシミュレーションしておく必要がありますね。
我が家は、2LDKなので必然的に「子ども部屋」が来客スペースとなります。
片づいた状態でも、家具やケースを置いていれば窮屈な印象になるので、邪魔にならない配置にするのがポイントです。
ひとりの時は、布団がひとつ敷けるスペースがあればOK。
最大4人泊まったことがありますが、その時はふだん使いの折りたたみ机を折りたたんだり、置いている家具をリビングに移動するなどして臨機応変に対応していますよ。
2.使ってもらう布団を洗う
来客専用の布団は持っていないため、家族ひとりずつある布団のひとつを使ってもらいます。
そのため、掛け布団とシーツは洗濯機で洗うのを忘れてはなりません。
天気の良い日は当日に洗って、「ちゃんと洗いましたよ!」ということをアピール。
敷布団もふだん使いしているこだわりの寝具で寝てもらい、家族は簡易マットレスで寝るスタイルが定着しました。
3.ニオイ対策
自分の家だと麻痺してしまって気づかない「その家独特のニオイ」ですが、それが不快なものに感じさせないように、対策は欠かせません。
まずは、「部屋全体の換気」です。
冷房や暖房必須の日でも、10分以上は全窓を開けて換気をします。
このおかけで、嫌なニオイが家にとどまらず、ホコリっぽさもなくなります。
次に、「トイレのニオイ対策」です。
常に窓は少し開けておき、芳香剤やトイレの後の消臭スプレーも置いています。
4.タオルをこまめに取り替える
忘れがちなのが、トイレや洗面所にある「タオルの交換」です。
家族暮らしの時は、1日1、2回で済んでいた交換も、1人増えると急に湿るスピードも早くなります。
わざわざ家族用と来客用で分けるなどはしておりませんが、タオルの状態を使うたびにさりげなくチェックし、少しでも湿っていたら取り替えるようにしていますよ。
おうちの環境作りでできるおもてなし
私はこれらを、「おもてなし」のひとつだと考えています。
料理を振舞ったり、観光案内するだけがおもてなしではありません。
おうちにいる時はなるべくくつろいでもらい、不快な瞬間がなるべくないようにするのが、住人としてのおもてなし精神です。
来客目線で取り組んでみると、ふだん気づかなかった「快適さ」にも気づくヒントとなるでしょう。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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