全ての部屋が寝室にも遊び場にもなる!わが家を120%活用する工夫とは?
2024/09/09
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻でサンキュ!STYLEライターのKota(コタ)です。
わが家は夫と小2、小5の娘2人の4人家族。自宅は2階建て2世帯住宅のワンフロア、4LDKの間取りです。
夫の書斎/寝室(6畳)、子ども部屋(6畳)×2、わたしと娘2人の寝室(8畳)…と一応の用途は決まっていますが、どの部屋も寝室にも遊び場にも変えられるのが特長のひとつ。
今回は、「家をつかいこなす」ために実践していることと、そのメリットをご紹介します。
実践していること2つ
大型家具はなるべく置かない
狭小船室で過ごした経験のある、元船員のわたしと現役の夫。そんなわたしたちの部屋づくりは、とにかくスペース最優先。モノに場所を譲るのは躊躇してしまいます。
わが家にはない大型家具の代表格は、ソファとベッド。どちらも「あると良いな」と思うことはあるし、出かけた先にあれば満喫させてもらいますが、自宅には置いていません。スペースを取るのにくわえて、置くことで部屋の用途が限定されてしまうから。
代わりに重宝しているのが、ベンチと三つ折りマットレスです。スリムなベンチはダイニングチェアとしても使えて、壁に寄せるとちょっとしたリラックススペースに。
三つ折りマットレスは、フローリングに直敷きできて持ち運びも簡単だから、どこでも寝室に早変わり。また、自立するので、日中は立てて隅に移動させれば、部屋を広く使えるのもポイント。
そのほかの家具も、ひとりで動かせるモノがほとんど。部屋内での配置換えはもちろん、他の部屋への移動も苦になりません。
大型家具がない分余白が生まれて、部屋の用途も限定されないから、家全体の自由度が高まります。
よく使う道具は、移動しやすい方法で収納する
よく使うモノは、人の動きに合わせて自由に置き場所が変えられる収納にしています。文房具やお絵描きアイテムは、IKEAのキャスター付きワゴン、「ロースコグ」( 3,999円)にまとめて。ふだんはダイニングテーブル近くが定位置ですが、子どもたちが自室でじっくりお絵描きしたい時なんかも移動がスムーズ。
図書館から借りてきた本は、無印良品の「パイン材収納BOXキャスター付き」( 3,990円)に。読みたい場所に丸ごと持ち運べます。
また、わたしがパソコン作業をする時に使う手帳や文房具、充電器は、IKEAの「チョーグ デスクオーガナイザー」(899円)にひとまとめ。これとパソコンがあれば、どこでも作業を始められます。スリムで場所を取らず、持ち手付きなのが便利。
「家をつかいこなす」メリット3つ
家に飽きない
築9年で家そのものに新鮮さはありません。でも、簡単に部屋の用途を変えられるから、昨日は寝室だったところを勉強部屋にしたり、遊びに全振りした部屋をつくったりが自由自在。
お金をかけなくても気分がガラッと変わるし、それぞれの部屋の可能性を追及する楽しみも。
部屋割りのアレンジいろいろ
家族の誰かが具合が悪い時や、泊まりの来客がある時も、部屋割りに困りません。娘たちが感染症にかかった時は、リビングを寝室代わりに使って、寝る部屋を分けるのが定番。来客時は、ゲストに寝室を使ってもらって、わたしたちは子ども部屋に移動するなど、さまざまなアレンジができます。
また、生活スタイルが変わって、家族それぞれの個室を違う場所にしたくなっても柔軟に対応OK。場所を変えると気分やパフォーマンスにも変化が生まれますよね。
家全体の平均点が上がる!?
各部屋をまんべんなく使うから、汚れや不便に気づきやすいのもメリット。それらを都度解消していけば、家全体を「それなり」にキープできます。リビングはそこそこきれいだけれど、他の部屋は人には見せられない…という事態を防げて、どの部屋も常に使える状態に◎。
さいごに:モノと同じく部屋も多用途に活用しよう!
何通りにも使えるモノが便利なのと同じく、部屋もさまざまな用途で使えると助かるし、何より楽しい!
ちょっとの不便や違和感に目をつぶって、部屋の用途に人が合わせるのではなく、「こう過ごしたい!」を優先してみると、家の可能性が広がって、お家時間がますます充実してくるはずです。
◆この記事を書いたのは・・・Kota(コタ)
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。