【整理収納のプロが解説】家にあったら捨てるべきもの5選
2024/03/14
家の中に使用用途が不明確でとりあえずとっているものはありませんでしょうか。「捨てるべきもの」は、普段使わない場所や、日常生活に支障がない場所にひっそりと潜んでいることが多いものです。今回は、家にあったら捨てるべきものをお伝えします。
教えてくれたのは整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有する整理収納のプロ、方尺真美さんです。
1.空き箱
家の中に空き箱はいくつありますか?意外と捨てずに取っておきがちなのが家電の空き箱。
「壊れたときに修理に出すときに使う」といった理由でとっていることがあるかもしれません。しかし、実際家電が壊れて修理に出す場合、他の梱包材で代用ができることがほとんどです。
サイズが大きな空き箱は、ひとつあるだけでかなり場所をとってしまいます。「空き箱のための保管場所をとっているほうがもったいない」と、意識をチェンジしてみましょう。本当に必要なのかと、もう一度考えてみると意外と手放せるようになるものです。
2.とりあえず取っている掃除用の布
新聞紙や雑巾や使い古したタオルなど、掃除のときに使えるととっている家庭も多いはず。ですが、消費できる枚数よりも多くとっていませんでしょうか?
おすすめの管理方法としては、「1つの収納ボックスの中だけに保管する」というもの。保管する枠をまず決めてしまい、そこに「入るだけ」を意識してみてください。日常生活で消費できそうな枚数や量を改めて考え、多いなと思う分は思い切って処分しましょう。
3.使っていない子どものおもちゃ
子どもの成長に合わせて、遊ぶおもちゃも変わります。赤ちゃんのころの本がずっとあったり、おもちゃの一部のパーツが無いけどとりあえずとってあったりと、「今」使っていないおもちゃはありませんか。
もし、子どもの成長過程で使わなくなり眠ってしまっているおもちゃは、使ってくれる人に譲るほうがものにとってもいいですよね。譲る・売るなどの選択肢も検討してみてください。また、子どものおもちゃを処分する際には、お子さんと一緒になって「いる」「いらない」を分けてみてください。
そうすることで、子どもは自分のおもちゃに対して「自分のもの」という意識付けができ、自分で管理する力もついていきます。
おうちの中で使っていないものを見直してみると、捨てるべきものや手放すべきものが見えてきます。いつも使わない場所や収納の奥のほうなどに眠っている「捨てるべきもの」に一度目を向け、ぜひスッキリできるといいですね。
◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。
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