片づけのプロが5分あったらやっている「すきま家事」って?
2024/03/27
5分などのちょっとしたスキマ時間、ついダラダラとスマホを見てしまいがちですが、なにか家事・片づけをやるとしたら、なにをするのがいいでしょうか? 家事のことを考えると「やらなきゃ」と思いながらも、つい、溜めてしまうことも多いですよね。忙しい日々の中でも、毎日、少しずつの家事を続けていくと整理や掃除が溜まることなく、結果的に大掃除の頻度が減り、楽に過ごすことができます。
今回は、5分でできる家事について、整理収納アドバイザーでインテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を持つ方尺真美さんに解説してもらいました。
水まわりの5分掃除
キッチン、お風呂、トイレ、洗面台と、5分でできる掃除を習慣化してみましょう。毎日同じ場所をやるというよりも、それぞれの水まわりの場所を順番にやるだけでもキレイを保てます。キッチンでは、コンロまわりの掃除、シンクの中・冷蔵庫の拭き掃除など、それぞれ5分あるだけでできてしまいます。
お風呂では、お風呂上がりに、鏡・床・壁を拭きあげる。トイレでは、寝る前にさっと拭き掃除。洗面台では、鏡・蛇口・天板の拭きあげをするだけでも、キレイが続きやすくなります。「無理なくできる」を大切に、水まわりではさっとできる5分掃除を習慣化していくことが大切です。
「ちょい置き」を定位置に戻す
慌ただしい毎日、つい、棚やカウンターの上などに「ちょい置き」してしまうこともありませんか?「ちょい置き」をしてしまうと、次から次へとモノがさらに溜まってしまうという悪循環になってしまいます。そこで、例えば朝起きた時や寝る前など、たった5分でよいので「ちょい置き」したモノを定位置に戻すための時間を取るのがおすすめです。5分で定位置に戻すというのを習慣化すると、散らかりを防ぐことができキレイを保ちやすくなりますよ。
床置きをなくす
家の中が散らかりやすくなるポイントとしては、床置きも原因の一つです。床置きしてしまうと、掃除もしにくくなり、家事のモチベーションが下がってしまいます。筆者の家でも、子どもの遊んだおもちゃが気づくと床いっぱいに…なんてことが多いです。そこでよく筆者がやっていることは、床置きしているモノだけに目を向けて、床置きをなくす!という時間を取っています。寝る前や、仕事に行く前などの5分の時間を、床置きをなくす時間に充ててみると、スッキリとした空間になりますのでぜひやってみてくださいね。
◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。
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