整理収納アドバイザーが収納を見直したときに 「捨てたもの」BEST3は…!?
2021/11/04
収納を見直すと、必要だと思っていたのに、実はなくても大丈夫だった!という体験をした人も多いのでは。
整理収納アドバイザーのmiokoさんに、訪問先の片づけの現場で、収納を見直したときに ”捨てたもの”BEST3を教えてもらいました。
第3位:便利グッズ
例えば、靴を上下にして省スペースに収納できるグッズ、ひとつしか用途がないキッチン便利グッズなど、最近は100均などで簡単に手に入るモノもの少なくありません。手軽に手にい入るようになった一方で、ちゃんと使いこなせていないケースもあるようです。
収納に収まるようにモノを持つ、用途がたくさんあるグッズを持つようにするなど、簡単にモノを増やさない工夫をすれば、便利グッズも不要になるものなのです。
第2位:紙類
紙類にも捨てられるものが多くあります。とくに以下の紙類があるならすぐに捨てたほうがいいでしょう。
期限が過ぎた大量の書類
期限の切れた大量の書類が混ざっていると、重要な書類に辿り着けません。よくありがちなのは、ボックスなどに重ねて入れてしまい、管理できなくなっているケース。こうなると重要な書類を見つけるのに時間と労力がかかります。
大量の期限切れ書類や不要な紙類を処分すると、本当に必要な書類は案外少ないことに気づきます。
光熱費の明細書
個人事業主やフリーランスの一部の方を除き、一般の家庭では光熱費の明細を保管しておく必要はありません。履歴が残るクレジットカード払いにしておけば、管理も簡単です。
なんとなく光熱費の明細を保管しておく理由は…
(1)利用量・利用料金を確認するから
(2)家計簿記入の際に確認するから
(3)前年との比較などを行うから
だと思います。しかし、家計簿を付けている人は、記入が終わったら今月分は不要になります。昨年と利用量や料金を比較したい人は、パソコンなどにデータにして残しておけばよいのです。
取扱説明書
家電などは、メーカー名や型番などで調べれば、WEB上で取扱説明書がすぐに確認できることもあります。もしそうであれば、全て保管しておく必要はありませんよね。
第1位:収納用品
第1位はダントツで収納用品です。収納スペースには、使うモノと一緒に不要なモノが入っていることが多く、不要なモノを手放すと収納用品も余ることがよくあります。
訪問先のお宅では、毎回必ず収納用品が大量に余ります。なので、収納用品は新たに足さないことがほとんどです。
片づけは
(1)整理(モノの要・不要を判断する)
(2)収納(モノを使いやすく収める)
の順番でしかできません。
モノの要・不要の基準は、「1年以内に使ったものかどうか」と、「今後1年以内に使う可能性があるかどうか」です(思い出品などのアイテムを除く)・
片づけを順番通りに行い不要なモノを手放せば、収納用品自体が不要になるのです。
整理収納アドバイザーが片づけの現場で、収納を見直した際に捨てたものBEST3のご紹介でした。あなたのお宅にも不要なものが眠っていませんか。
■執筆/miokoさん・・・8坪の狭小住宅3階建てに住み、シンプルライフを送る整理収納アドバイザー。ルームスタイリスト・宅地建物取引士の資格も持つ。21年4月に初の著書「狭い部屋でもテレワークと暮らしを快適にする片づけ」を出版。インスタグラムは@simplelife_mioko
編集/サンキュ!編集部