ちゃんとくつろげてる?居心地が悪いリビングに共通する5つの特徴
2021/11/03
リビングは家族の憩いの場所。家族にとってできるだけ居心地のいいリビングをつくりたいですよね。じつは居心地の悪いリビングには特徴があります。
今回は、主婦がラクするための片づけ術と家事アイデアを得意とする整理収納アドバイザー、たけうちゆうこさんに「居心地の悪いリビングに共通する5つの特徴」を教えてもらいました。
特徴1:ものが多い
居心地の悪いリビングにはたくさんのものがあります。
子どものおもちゃや学習道具、脱ぎ散らかした靴下、あとで確認しようと思って置いておいた郵便物、乾いた洗濯物の山、などなど。足の踏み場がなく通路だけが確保されているリビングではくつろげるはずはありません。
できるだけリビングには多くのものは持ち込まず、スッキリとした空間にしましょう。そのためにはまずものの全体的な量を減らすことが大切です。不要なものは潔く手放し、個人のものは個人の部屋やスペースに移動しましょう。
特徴2:どこになにがあるのかわからない
片づけにくく散らかった状態のリビングはとても居心地がいいとはいえません。
一時的に収納の扉の向こうや引き出しの中にしまい込んだとしても、結局どこに何があるのかわからずに探し物ばかりでイライラしたり、時間をムダにするのは目に見えています。
リビングでちょっと使いたい耳かきや、爪切り、ペンや文房具などどこにいったのかわからなくなりがちなものではないでしょうか?
そこらへんにぽいっとされないためにできることは、しまいやすい場所にものの住所を決めることです。子どもでもわかりやすい場所にすると、子どもの片づけ力もアップします。
特徴3:くつろげる場所がない
家族全員が集まってくつろげるスペースはありますか?素敵なソファがあるのに、カバンが置きっぱなしになっていたり、本や雑誌が積み重なっていませんか?背もたれには誰かのジャケットがかけたままになっていませんか?
ソファに人が座れずに、荷物の置き場所になっていることが居心地の悪いリビングではよくある光景です。ソファの上は人が座れるように常にものが置かれていない状態にしましょう。
特徴4:配線がごちゃごちゃ
リビングに置いてある家電製品、テレビやパソコンなどのコードがごちゃごちゃしているリビングはなんとなく居心地が悪いものです。
見た目がスッキリとせず落ち着かないだけでなく、コードがごちゃごちゃしているとお掃除もしにくく衛生的とはいえません。
100均などではコードをまとめる道具が手に入ります。箱などに入れて隠してみるだけでもずいぶん違いますよ。
特徴5:インテリアに統一感がない
リビングがもし落ち着かない空間であればインテリアに統一感がないからかもしれません。
好きなものだけに囲まれていても全体的になんとなくちぐはぐな感じになってしまうリビングでは残念です。
リビングは色や素材の統一感があるとそれだけで落ち着いた印象になります。クッションやファブリックなどでアクセントカラーを取り入れてみるのもいいかもしれません。
リビングは家族の癒しの場所
リビングが散らかっていて落ち着かない空間では家族団らんもなかなかできません。それどころか探し物でイライラしたり、家族とケンカになったりすることも。
自分の家のリビングが居心地が悪いかもと思ったら、ものを減らすところからやってみるのがおすすめです。居心地のいいリビングでは家族の笑顔は何倍にも増えますよ。
■執筆/たけうちゆうこさん…「くらしとこころ ここちよく」を軸にした、自宅で家族と快適に過ごすための片づけ術や、家事アイデアが人気の整理収納アドバイザー。インスタグラムは@yuko_ismart
編集/サンキュ!編集部