汚れも散らかりもたまらない!考えずに続く毎日ルーティンとは!?
2023/01/28
「やることを決める」より、「自然と片づく仕組み」に!考えずに続くルーティンでおうちをリセット。汚れも散らかりもたまりません。「いつかやる」の「いつか」を決めるだけ、その仕組みを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
夏野まゆこさん(神奈川県)
夫、長男の3人家族。引っ越しを機に、整理収納に目覚め、ライフオーガナイザーの資格を取得。インスタグラム(@trim___)で暮らしを公開。
◎HOUSE DATA◎
3LDK(75平米)/分譲マンション/築40年
定期的に持ち物や収納を見直しすることで、すっきりした空間をキープ!
フルタイムで働きながら、収納のプロとしてコンサルティングや執筆を行っている夏野さん。多忙な日々でも、すっきりした部屋をキープしている秘訣は?「実は、毎日必ずこれをやらなければという決め事はしていません。いちいちやることを意識しなくても、自然と体が動いて、無理なく片づけや家事ができるように収納や配置を整えておくことが、わが家のルーティンなんです」。そんな"頑張らない片づけ"のために心がけているのが、定期的に持ち物や配置を見直し、出し入れしやすい物量を保つこと。さらに、汚れが目立ちやすい所は週単位でリセットするルーティンで、快適な空間をキープしています。
●花を飾ると、そこに物を置きっ放しにしなくなります
部屋には生花を欠かさず飾るように。「花があると、気持ちが穏やかになるだけでなく、その周囲によけいな物を置きたくなくなるので、部屋が自然と整うという効果も」。
「やることを決める」より、「自然と片づく仕組み」に。考えずにルーティンが続きます
毎日使う物は、家族の動線に合わせて配置。出し入れしやすく、物を探す手間がなくなり、自然と片づくようになります。
●毎日使う体温計&ペンは、通り道の壁に収納
毎朝の検温用の体温計とペンは、ウォールラックに。必ず行き来する通路の壁面なので、探し物もなくなり、出し入れもラクに。ここにははさみやメモ帳などよく使う物を集約。
●キッチンとリビングのゴミ箱を1カ所にしたら、捨てるのがラク
キッチンシンクの横に4分割ゴミ箱を設置。飲み終わったびんや缶もサッと捨てられます。「あちこちに置いたゴミ箱をいちいち集めてまとめる手間が省けます」。
郵便物はリビングに入る前に確認し、不要な物はすぐゴミ箱へ。通路に面しているから、通りすがりにさっと捨てられてストレスなし。
●下の引き出しを全部開けると子どもの忘れ物がなくなる仕組みに
学校に持参する給食袋やランチョンマット、ハンカチなどはワゴンにまとめて収納。小引き出しに1種類ずつだけ入れているので、それぞれ1つずつ取り出せば忘れ物しません。
●鏡はタオル交換のついでに拭くだけ
手あかや水滴が目立ちやすい洗面所の鏡。「朝タオルを交換して、洗濯機に入れる前に鏡をパパッとひと拭き。鏡がキレイになっているだけでも気分がすっきりします」。
●ついで掃除しやすいよう、スポンジは出しっ放しに
歯みがきや洗顔のついでに、洗面台まわりをメラミンスポンジでこすり洗い。いつでも使えるよう、スポンジは水栓横に常備しています。
●リビングで遊んだおもちゃは、コロコロで運んで片づけるのがお約束
遊び終わったおもちゃ類は、リビングに出しっ放しにしないのがルール。キャスターつきボックスにまとめれば、子どもでも運びやすく、進んで片づけられるように。
●いつも使う食器は、食洗機からくるっと振り返って1秒で戻せる
「いかにラクに食器を出し入れするか、試行錯誤して今の配置がベスト!」。食洗機の正面の棚にかごを置き、振り返るだけで戻せるように。炊飯器もすぐ横にあるので、配膳もスムーズです。
参照:『サンキュ!』2022年2月号「片づけルーティン」より。掲載している情報は2021年12月現在のものです。撮影/天野良子 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部