8坪の狭小住宅3階建てに家族4人で住む、整理収納アドバイザー&ルームスタイリストでサンキュ!STYLEライターのmiokoです。
片づけられない人の事情はさまざまですが、根本的な理由はじつはほぼ同じなんです。片づけが苦手でも、原因がわかれば部屋を快適に整えることができる!片づけられない人の特徴と改善策をご紹介します。
ものが多すぎる
片づけられないかたの最大の特徴は大抵はものが多すぎることです。自分の管理できる量を越えてものを所有していると、ものは急加速してどんどん増え続けてしまうのです。
ものが増えても家や収納スペースが増えることはありませんよね。まずは一つひとつのものと向き合って、自分の管理できる量まで勇気を持ってものを減らしましょう。自分が管理できる量=適正量は人それぞれ。年齢、性別、家族構成、ライフスタイルなどで異なりますが、ものを減らした後の快適さを体験してみてください。
トライ&エラーしながら自分のものの適正量がわかると快適さをキープしたくなるもの。そこまで来ればリバウンドすることは絶対にないのです。
探しものが多い
ものの住所が決まっていないから探し物が多いのです。とりあえずのつもりでいろいろな場所にものを置くとすぐに忘れて行方不明になってしまいます。家族といっしょに住んでいるのなら、さらに状況は悪化してしまいますよね。探す手間も時間もムダにしないために、すべてのものに住所をつけましょう。これができていないといつまでも部屋は片づきません。
住所をつけても家族が元に戻してくれないのは、使いにくく戻しにくい収納だから。また、ものを取り出すまでのアクション数が多いと面倒になり結局放置されます。家族の生活行為や動線を観察すると必ず最適な収納場所が見つかりますよ。
ものが捨てられない
ものに対して愛着度が高いかたはなかなかものが捨てられません。また、「いつか使うかもしれない」という理由でものを保管しておきがちです。いざ何かを使いたいときに見つからなかったり、あるのを忘れて結局購入すれば、それこそ収納スペースもお金ももったいないですよね。その「いつか」はきっと来ませんよ。
選択肢は捨てるだけではありません。売る、寄付する、譲るなど…自分が納得できる形で手放す方法を見つけられるといいですね。
2度買いしている
例えば同じ消耗品ストックが何個も見つかったらものを管理できていない証拠。人間の管理能力には限界があるので、管理できる量までものを減らしましょう。また、消耗品などは1カ月にどのくらいの量を消費するのか、大体わかっておくと買いすぎを防ぐことができますよ。
先に収納用品を買ってくる
収納用品を買う前にやることは、ものの整理。整理とは要・不要を判断して不必要なものを取り除くことです。収納用品を買ってきて、一見片づいたように見えてもすぐにリバウンドするのはこの整理ができていないから。
ものの整理をすると大抵収納用品や収納家具が余ります。整理が終わってから収納用品について考えましょう。
極論、ものが少なければ収納のテクニックはそれほど必要ありません。片づけが苦手なかたは、まず自分の管理できる量(適正量)を把握することからスタートしてみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリスト
11歳と6歳の女の子のママ
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズやインテリアをご紹介
※ご紹介した内容は個人の感想です。