たった2つだけでOK!貯蓄が殖える暮らしの2大習慣
2024/05/15
年収300万円でも年100万円貯められたPさん。「『わが家の軸』は今の暮らしに感謝して、楽しむこと。それを習慣にしたら、物の選び方、買い方が変わり、やりくりにも前向きになれました」。気になる習慣をご紹介します。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Pさん(大阪府)
夫、長女、二女の4人家族。住まいは築15年の一戸建て。週5日パート勤務。「家を買う前は住居費は今より1.5倍高く、スマホ代などにも無頓着でした」。
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 30万~33万円
夫ボーナス(年間・手取り) 12万円
世帯年収(手取り) 約388万円
年貯蓄額 約100万円
総貯蓄額 ヒミツ
習慣1 「今ある物」でできることだけやる
「お金がない!と嘆くより、今ある物、今できることに目を向けて工夫するほうが楽しい!結果的にムダ買いもなくなります」。
●よく使う食材を付箋に書く。使い残しゼロに!
毎回買う物、使い慣れた食材を付箋に記入。「定番食材を"見える化"したら、献立を考えるのがラクになり、ムダな使い残しもなくなりました」。
●冷蔵庫内を写メでパシャ!ダブり買いを予防
買い物に行く前に、冷蔵庫内の写真を撮るように。「買い物中に見返せば、在庫がひと目でわかるので、ダブり買いは一切なし!必要な物だけ買おうという気持ちになります」。
●買う前に家にある物で工夫。おうちレジャーがもっと充実した
図書館で借りた本を見ながら、手芸をしたり、お風呂で遊ぶおもちゃを手作りしたり、工夫する楽しみを娘たちと共有。「スキンシップにもなるし、外出するより満喫できます♪」。
●家にある材料で、初めてパンを作ってみた!食費が1000円減らせた
『サンキュ!』の記事を見て、パン作りに初挑戦。「意外と簡単にできておいしかったので、今では朝食は手作りパンが定番に。前よりパン代が月1000円減りました」。
習慣2 心と体の健康を保つ
イライラしたり、疲れをため込むのは、ムダな出費が増えるもと。「書くことで心が整い、やる気がUP!すき間時間にストレッチなどもやっています」。
●本や雑誌から刺激を受けたことは、即実践!
本を読んで「いいな」と思ったことは積極的にマネするように。「『13歳から分かる!7つの習慣』は、やりくりにも通ずるものがあり、身につけられるよう熟読しています」。
●「自分の好きなこと」をいろいろ書いたら、心が満たされた
整理収納アドバイザー・Emiさんの『マイノートのつくりかた』を実践。「好きなことや欲しい物など何でも書き出すことで、頭の中が整理でき、自己肯定感が上がって、何事にも前向きに!」。
こんなことを書いています
・欲しい物、やりたいこと
・頑張っていること
・本で気になった言葉……など
●好きなお茶や手帳にはお金をかける。モチベが上がる♪
「愛用品は、妥協せずにちょっといい物を。満足度が上がって、やりくりへのやる気も高まります!」。手帳は「ジブン手帳」、紅茶は香りがいい「ルピシア」がお気に入り♪
●早起きして、日記を書く。物欲をセーブできるように
1年前から朝5時半起きが習慣に。「白湯を飲み、ゆっくりできるこの時間がとても大切。日記に"今ある幸せ"を書くようにしたら、物欲に惑わされなくなりました」。
●食器洗いは、曲をかけながら。笑顔でシワ予防に
家事のなかでも特に嫌いなのが食器洗い。「好きな曲をスマホで流し、歌いながら食器洗いをすれば、自然と笑顔に。笑うと健康にもいいし、シワ予防にもなります」。
●夫と一緒に動画サイトを見たら、夫にイライラしなくなった
以前はYouTubeばかり見ている夫にイライラ。「夫の好物ポテトサラダの動画を一緒に見たら、夫が自分で作ってくれるように。私の調理の手間が減り、夫の動画の趣味を共有できたことで夫婦仲も改善!」。
※一部、Pさん宅を再現して撮影しています。
参照:『サンキュ!』2021年5月号「小さな習慣で大きく貯まる」より。掲載している情報は2021年3月現在のものです。撮影/林ひろし(イメージ)、Pさん 取材・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!