金融夫とFP妻の「貯まるお金の使い方ルール6」

2017/07/20

普通の家族でありながら、夫婦それぞれの仕事や資格の知識を生かして、二人三脚で家計管理をしているYさん一家。計画どおり貯蓄をしながら、旅行も、洋服も、趣味も、家電も妥協しないで一年中楽しめる、お金づかいのルールを教えてもらいました。

フルタイムの会社員で、ファイナンシャル・プランニング技能士2級の資格を取得した妻Yさん。元銀行員で、現在は金融関係の書籍の編集者の夫Kさん。お金を使っても貯めるためには、「金額の大きい特別出費を先に管理すること」だそう。そのコツを紹介します。


1.「使いたいお金」を先に決める
夫婦で1年分の「今年やりたいこと、買いたいもの」をリストアップ。家族の優先順位を共有したうえで、それぞれの予算を立てます。先に「年間特別費」を決めていると、日々のちょっとした浪費も自然と防げます。

2.洋服代は「年間で考える」
洋服は「月間で〇千円」ではなく、「年間で〇万円」と予算立て。月予算だと、欲しいものがあっても値段で躊躇しがちだけど、大きく予算をとれば迷わず買えるだけでなく、妥協せず本当に欲しいものを選ぶことができます。

3.「文化教養費」をつくる
レジャー費は、楽しみのために使うお金を優先しがち。でも、美術館めぐりやコンサートでの音楽鑑賞など、文化を学んだり本物を味わう体験を大切にしたいので予算を別立て。高額な入場料も気兼ねなく支払えます。

4. 「趣味費」は別立て
趣味費は人生を豊かにするために必要な経費と考え、小遣いとは分けてしっかり別立て。予算立てすることで思いっきり趣味を楽しむことができ、自分のためのお金があるので家計管理にもメリハリがつきます。

5.「オープンへそくり」が役に立つ
月々の生活費と小遣いの余りは、夫婦公認の「オープンへそくり」としてプール。個人管理だと、気がゆるむとつい使いがち。でも、夫婦で管理すると気軽に使えないので、大きく貯められるし、夢をかなえる軍資金にできます。

6.家計の話は「ふだんから」
お金を有意義に使うためには、家計簿を見せたりお金の話をするなど、ふだんから家計の共有が大切。すると、欲しいものがあったとき「この予算から出せる」「来月買おう」と前向きな意見を出し合いながら、お金を捻出できます。


6つのルールは、お金を貯められるだけではなく、暮らしの潤いにもつながるそう。夫婦で協力すれば、貯蓄スピードもぐんぐんアップ! ぜひ実践して!


参照:『サンキュ!』8月号「『本命品』を買いながら貯めるお金の使い方」より一部抜粋 取材・文/出下真紀(サンキュ!編集部)『サンキュ!』最新号の詳細はこちら



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