「丁寧で楽ちんな暮らし」を研究中。
寺嫁でライフオーガナイザー/時短家事コーディネーター、サンキュ!STYLEライターの水谷のぶこです。買い物好きで、お金が目の前にあればあるだけ使ってしまいたくなるタイプです。
そんな私が、家庭をもったことを機に、「子どもの大学進学のため」「老後のために」などと、20年以上コツコツ貯金を続けられているちょっとした工夫と仕組みについてご紹介します。
先取り貯金を定額積み立て、すぐにお金を動かせないようにする
まずは、すでによく言われていますが、「先取り貯金」で毎月確実に貯金をしています。
私の場合、ただ貯めるだけでは続かないので、「子どもの教育資金」「旅行積立」「車買い替え資金」…などと目的別に積み立て貯金をしています。
これらの貯金は、1年/3年、子どもが18歳になるまでなど、使う時期にあわせて、定期預金にして積み立てています。
そうすると、満期まではお金が動かせないので、つい使ってしまうことがありません。
キャッシュカードはあえてつくらない
わが家は貯蓄目的の口座はあえてキャッシュカードをつくっていません。
銀行の窓口まで行かないと出金できないとなると、手間に感じるので、本当に必要な場合以外はお金を出さなくなります。引き出す回数が少ないと、自然に貯まります。
また、ATMはコンビニやスーパーなど、どこにでもあるので、キャッシュカードがあればすぐお金が出せます。カードを携帯していると、ついちょっと…と引き出してしまいそうなので、持っているキャッシュカードも、あえて財布に入れず、いつもは持ち歩かないようにしています。
貯金の代わりで生協の出資金の増資・減資でやりくりする
週に1回の生協を利用するたびに、出資金を増資積み立てしています。
年に1、2回届くお知らせハガキを確認して、ある程度増えていたら、減資して引き出し、そのぶんを貯金口座に預け替えています。
知らないうちに貯まっているので、気がつけば思っている以上の金額になっているのが、ちょっとした臨時収入のようでうれしいです。
わが家は、1回500円の出資金なので、負担なく貯めていけるのも、続けられるポイントです。
引き出しにくく、自然にお金が貯まる仕組み
目の前にお金があれば、あるだけ使いたくなる私が、ずっと貯金を続けることができているのは、”お金を引き出しにくくして、ムダづかいを防ぎ、自然にお金が貯まる”小さな工夫や仕組みの積み重ねです。
子どもたちが大きくなった現在、それぞれの希望や夢をサポートしてやれるのに困らないのはコツコツ目標をもって貯金を続けてきたおかげで、やっていて本当によかったと実感しています。
貯金が苦手というかたは参考にしてみてください。
・この記事を書いたのは・・・暮らしのコーディネーター水谷のぶこ
お寺に暮らすライフオーガナイザー/時短家事コーディネーターで2人の子の母。
「丁寧で楽ちんな暮らし」を目指して、めんどうくさがりでもできる、丁寧な暮らし、片づく仕組みを研究中。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。