1人暮らし10代で150万円貯めた私が実践した低収入でも貯まる仕組み
2024/08/26
年間100万円貯金する3児の母で、サンキュ!STYLEライターの丸山希です。
家庭の事情で高校2年生のときに全日制高校から通信制高校に転入した私。そのタイミングで1人暮らしを始めました。働きながら高校に通う生活をしており、フリーターとして働いていたため、収入も多くありません。そんな私ですが、二十歳で結婚するまでに150万円貯めることができました!
今回は、低所得の10代で150万円貯めたときに実践していた貯まる仕組みを紹介します。
光熱費などの引き落としは口座をまとめて端数は引き出さない
私が10代の頃は、ネットバンクよりも実店舗の銀行の方が主流で、私も地方銀行をメインに使っていました。当時は、給料が入る口座から家賃や光熱費を落ちるようにしており、ひとつの口座で完結していました。
残高を見るだけで前月比の金額を把握できるため、通帳を見ることが貯金のやる気に直結!残高を見てやる気を出していました。
家賃は固定のほか、光熱費も年間を通した平均金額を毎月用意していたので、給料が入ったら毎月決まった金額を残しておきます。実際にかかった費用より多めに入金することになっても、そのまま貯金していくことで、貯まる仕組みを作っていました。
当時は低収入なので、先取り貯金を頑張ることが難しく、どうしても後取り貯金でお金を貯めていくしかなかったので、生活に合った貯金方法です。
ちなみに、光熱費の端数の残し貯めは、今でも継続しています。
ATMは月に一度だけ
ATMは月に一度、給料日のあとにしか利用していません。手数料のことよりも、何度も引き出すクセをつけると、お金が貯まらないと思ったからです。給料振込口座と引き落とし口座をまとめていたことも、そう思った理由のひとつかもしれません。
給料日のあとに、その月の食費や日用品費、自由に使えるお金を引き出したら終わり!
そのため、キャッシュカードを持ち歩くこともありませんでした。
自分がお金をかける箇所を理解する
当時の私は月収12万円程度。家賃は極限まで落としていたものの、生活をしていると多くのことにお金を使えません。
当時、オシャレが好きだった私は、洋服を買えないことがストレスになるため、「毎月1着だけ洋服を買う」と決めていました。Tシャツでもアウターでも1着は1着。金額に波がありますが、平均しても月に1万円は好きなことにお金を使えていました。
その代わり、ほかの箇所では節約をします。食費や日用品費は最小限に抑え、移動は主に自転車を使っていました。メリハリをつけると、貯金しながら好きなことを楽しめますよ。
10代のおかげで“なんとかなる”を知る
当時10代だった私も、今では30代になり3児の母として生活をしています。上2人が中学生になってから、食費や塾代がかさむ今は、お金を貯める時期ではないのかも……。と思い始めました。それでも10代に工夫次第で貯められることを知っているので「今のお金がかかる時期を過ぎればなんとかなるし、なんとかできる」と思っています。
投げやりで行き当たりばったりの“なんとかなる”ではなく、“できる方法を知っているから、また貯められる”ことを前提とした、なんとかなる精神。
10代の頃の自分に、お礼を言いたいと思います。
◆この記事を書いたのは・・・丸山希
FP2級を持つ3児の母ライター。年間100万円貯金+資産運用を行っています。2021年はコロナの影響を家計がモロに食らってしまいましたが、切磋琢磨し資産の増加に努めます!
資産の増加には節約や整理整頓など、身のまわりのケアも大事!苦手ですが頑張っていきたいです。