8年で住宅ローン3300万を完済!どんな人でも1年間で100万円貯められる方法とは?
2022/06/10
“節約”は我慢の連続でツライもの……と考えている人は多いのでは?
YouTubeチャンネル「太朗のおもてなし。」を運営する太朗”さんは、家族3人で月10万円の生活を続けながら年間450万円貯蓄する倹約家。しかし、その暮らしぶりからは我慢やツラがほとんど感じられません。
そんな太朗さんの暮らしぶりと、節約・倹約のノウハウがつまった書籍『家族3人月10万円暮らし。年間450万円貯蓄する経理マンの幸せにお金を貯める100のリスト』が、2022年5月25日に発売されました。
同書の中から、いますぐ実践できる節約・貯めテク情報を抜粋してお届けします。
どんな人でも1年間で100万円貯められる方法
貯蓄を始めたいなら、まず1年間で100万円貯金を目標にするといいと思います。現実的な額で100万円というキリのよい目標額は、やる気を高めてくれますし、達成できると貯蓄が楽しくなります。
お金を貯める力は、将来ずっと使える最強スキル。貯金0円から100万円を貯める力が身につけば、200万円~300万円も貯められます。気づいたときには大きな資産を築くことができ、お金持ちの仲間入りも夢ではありません。
100万円貯金は数字以上の価値があるので挑戦してみてください。
1.ざっくりでもいいから収支を把握
まずは何にどれくらいお金を使っているかを把握します。支出でおさえるべき部分をチェックしましょう。家計簿やレシート、ちょっとしたメモで、改善点が見つかるはずです。
2.固定費を見直す
家賃、スマホ代、保険、サブスクなどの固定費は毎月決まって出て行くお金なので、固定費を下げれば、支出が減って貯金しやすくなります。
3.変動費の目標金額を決める
最も変動しやすいのが食費や交際費。変動費にいくら使うか上限を決めておくと、無駄遣いがグッと減ります。無理のない目標金額を設定します。
4.先取り貯金で強制的に貯金する
毎月の貯金額を決めても貯められない……という人におすすめなのが、先取り貯金。給料日に決めた貯金額を別の口座に移すように設定します。
強制的にお金を貯金するシステムなので、自分に甘く意志が弱い人には確実な方法です。
5.使う用と貯める用の口座を分ける
我が家は収入の60%を貯金に回すと決めており、生活費、つみたて、教育費と3つの口座に分けています。用途別に分けることによって、口座のお金の役割が明確になり目的を持って使うことができます。
また、毎月の給与のうち一定金額を「貯める用の口座」に自動的に振込む仕組みを確立することが重要です。
6.収入の1割を貯蓄に回す
お金の名著『バビロン大富豪の教え』でも取り上げられている考え方です。無理なく継続できるのが「収入の1割貯金」だと言います。
1割を先に貯蓄に回し、残りの9割で生活することで資産は着実に増えます。最初のステップの指標として実践してみてください。
7.収入別・100万円の貯め方
「収入によって貯められない人もいるのでは?」という疑問もあると思うので、収入別の
プランをまとめてみました。ボーナスは2.5か月分を仮定しています。
大事なのは、少し頑張れば達成できる目標を立てること。無理のない範囲での目標なら圧倒的に続けやすいです。
まずは収入の10%貯金を目標にして基本的な貯金の習慣を身につける。慣れてきたら20%・25%と貯金の割合を上げていきましょう。
■太朗(たろう)
10年以上経理の仕事に携わる、ごく普通の会社員。妻、小学6年生の娘との3人暮らし。経理の業務スキルを活かし、多彩な節約術を提案するYou Tubeチャンネル「太朗のおもてなし。」を2020年3月に開始。計画的な繰り上げ返済で、8年間で住宅ローンを完済(当時35歳)。その後も年間450万円貯蓄を継続。無理のないストレスフリーな節約術とともに、身の丈にあったつつましくも豊かな暮らしぶりに親しみを持たれている。
※掲載の情報は2022年5月時点の情報であり、今後変更される可能性がありますのでご留意ください。