まだ間に合う【ふるさと納税】ステップさえ知れば初めてでも大丈夫

2021/11/09

金融機関や会計事務所での勤務経験があり、家計管理が大好きなサンキュ!STYLEライターの結です。

実質2,000円の負担でお礼の品を受け取れると言われるふるさと納税ですが、気になるものの何から始めれば良いのか分からず、まだ手を出せていない人も多いのではないでしょうか。

私も人からすすめられて始めるまでに数年かかりましたが、やってみると簡単で、間違いなくお得!

今年の寄付は12月末までなので今からでもまだ間に合います。ステップさえ知ればできそうな気がしてくるはず。

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1. 源泉徴収票を準備

【控除上限額】は年収や家族構成によって変わってくるので、まずいくら寄付できるのかを知る必要があります。昨年の源泉徴収票を手元に用意して、シミュレーションからスタート。

各サイトで行えますが、簡易的なものからその他の控除を考慮した詳細なものまで様々です。難しく感じる場合はいくつかのサイトでシミュレーションしてみて、1番低い金額を寄付するのが安心です。

2. 使うサイトを決める

複数の寄付できるサイトがあり、迷うかもしれません。

慣れたらサイトを分けて使いこなせるようにもなりますが、もし楽天ユーザーであれば買い物と同様の手順で寄付できるので、初心者には【楽天ふるさと納税】がおすすめ。レビューの見方も同じなので安心して返礼品を選べるはずです。

ただし住民票に記載されている納税者の名前や住所と、注文内容確認画面に表示される注文者情報が一致していることが条件。注文確定前に注意書きも出てくるので、落ち着いて手続きすれば大丈夫です。

3. 寄付する

ついにワクワクの返礼品選びです。欲しい品物から選んだり、応援したい自治体から品物を選ぶこともできます。

また1年間の寄付先が5自治体以内で、かつ確定申告をする必要のない人は【ワンストップ特例制度】を利用できるので、その場合は購入時にチェックを忘れずに。

確定申告をする場合は自治体から届く【寄附金受領証明書】を必ず保管しておきましょう。私は両方経験しましたが、どちらも難しくないので自由に楽しみたい人は確定申告するのがおすすめです。

4. 調整を行う

ふるさと納税は1/1~12/31まで一年を通じて行うことができます。シミュレーションは昨年のものなので、12月に今年の源泉徴収票をもらった後に再度シミュレーションすると、より正確な控除上限額が分かります。

昨年よりも給与などが減ってしまうと負担額が2,000円を超えてしまう可能性もあるので、今年の源泉徴収票をもらうまでは少なめに寄付しておくと安心。

5. 申請と確認を忘れずに

ワンストップ特例の場合は、自治体から届いた書類に必要事項を記入して返送する手続きを忘れずに行いましょう。翌年の住民税のみから控除(差し引き)されます。

一方確定申告を行う場合は、所得税の還付と住民税からの控除になります。所得税分は確定申告後、数ヶ月で指定口座に振り込まれ、住民税は同じく翌年分から控除されます。

最後に、毎年6月頃に勤務先あるいは自治体から配布される【住民税決定通知書】を見て、手続きに問題がなかったかどうか確認を。それを見れば来年も安心してふるさと納税を楽しめます。

ステップごとに行えば必ずできるので、気になる方はぜひ今年からトライしてみてください。

◆この記事を書いたのは…結
転勤族の整理収納アドバイザー。金融機関、会計事務所での勤務経験有り。
日々の暮らしをもっと楽に、心と時間の余裕をつくれるように。という想いで発信しています。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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