【年収300万円で年100万円貯蓄】メルカリと身近な物だけで完成！心地いい家の作り方

年収300万円台でも年に100万円貯められる。その秘訣はお金をかけずに楽しく過ごせる家づくりにありました。工夫がいっぱいのリビング＆ダイニング、キッチンをご紹介します。

＜教えてくれた人＞
サンキュ！STYLE ライター　Nさん（福岡県　40歳）
夫（39歳）、長女（7歳）の3人家族。専業主婦。住まいは、2LK（54平米）の社宅。

◎MONEY DATA◎
月貯蓄 7万円
年貯蓄 100万円
総貯蓄 1200万円
月収(手取り) 22万円
ボーナス(年間・手取り) 57万円
年収(手取り) 321万円

「ここにいたいと思える家」は、メルカリと身近な物でできちゃいます

●ロッカー
木の板を釘で打って1500円

●テレビ台
木の板に脚をつけて1000円

●オーナメント
メルカリで500円
海で拾った流木0円

●照明
メルカリで3000円

●テーブル
木の板はメルカリで1500円＋脚はオーダーメイドで1万2000円
計1万3500円

4つの「あるある問題」をこう解決！

【「子どものおもちゃがあふれる」問題】

"小さい"おもちゃを選べばすっきり収納できた！

大きいおもちゃは、対象年齢や遊び方が限られている物が多く、場所を取るので数を持ちにくい。小さい物なら、組み合わせで長く遊べるし、省スペースに収まりました！

家中にあふれずすっきり！

【何か作ると「材料費」がかかるよね問題】

今まで使っていた家具を売って、材料やインテリアを買った！

家の家具やインテリアをメルカリで売り、売上金で欲しい物を購入すれば持ち出しはほぼ0円。処分にもお金はかかるし、必要な人に渡ったと思うと満足感があります。

【そもそも私は「不器用」問題】

ハンマーと釘で板をつけるだけなら意外とできた！

本格的なDIYの知識はなくても、100均でも材料はそろうし、板を塗ったり釘を打つくらいならできちゃいました。市販品の家具を観察して、作り方の参考にすることも！

【「賃貸」だからリフォームできない問題】

壁に布を張るだけでも雰囲気が変わった！

壁の色を変えたいけど、賃貸だから塗るのは無理……と、あきらめずに、白い布を、穴が目立たない針が細いピンで壁に張ったら、超手軽にイメチェンできました！

元は、青い壁でした。

外食欲が抑えられる＆「面倒」がないキッチンをつくる

料理の「面倒」が積み重なると、つい外食に逃げたくなるもの。毎日ラクに作れる工夫をしたら、家ごはんが楽しくなって、食費が予算内に収まるように♪

「ゆでるだけ作り置き」で料理の面倒は8割解消

作り置きは大変で続かなかったので、買い物後、食材をまとめてゆでて下準備まで済ませる習慣に。「湯を沸かすために必要な、水道代、ガス代、時間が1回で済むのも嬉しい♪」。

同じ鍋で順番にゆでていきます。

レシートを冷蔵庫に貼っておけば「使い忘れた～」と後悔しません

食材ロスは、食費もムダだし気分も下がるから、買い物後、レシートを冷蔵庫に貼って、"今ある物"をいつも把握できるように。賞味期限が近い食材など、優先的に使いたい物はマーカーで目立たせます。

献立サイクルを決めて、週2回買い物すれば、悩まずに使い切れます

毎回献立を考えるのは面倒なので、「〇曜日は〇料理の日」と決めちゃいました。週2回の買い物も、3～4日で使い切れる食材と量だけを買えばいいので、悩まず予算も守れます。

考えずに"いい感じ"に盛れる「無印カフェ」の皿で統一してます

「Café＆Meal MUJI」のHPを見ていたら、「数をそろえなくても、シンプルな白い皿さえあれば、和洋中どんな料理にも使えるんだ」と発見。手持ちの皿を売り、目当ての皿を買ったら、家ごはんの満足度が上がって、皿洗いの手間も減りました！

「かわいいけど、何か使いにくい」って皿はスグに売ります。

「おうち贅沢」で食卓を豊かにしています

●"おしゃれ保存食"で気持ちも食卓も華やか

食材ロスを防ぐために、フードドライヤーで食材を乾燥させて長持ちさせています。「旨みもUPするので、野菜や肉はおやつやおつまみに、果物は紅茶に入れて楽しんでいます」。

●ぬか床で、毎日手作りのきゅうり漬けを楽しんでいます

漬ける野菜はいろいろ試したけれど、家族に好評だったきゅうりをリピート中。少し手間はかかっても、毎日必ず食卓に出していた漬物が手作りできるなんてコスパ抜群です。

参照：『サンキュ！』2022年6月号「年100万円貯めている人の家の中」より。掲載している情報は2022年4月現在のものです。撮影／林ひろし　構成・文／出下真紀　編集／サンキュ！編集部