【年収420万円・43歳・子ども2人】年50万円貯めてる家は、10日に1回コストコへ
2023/05/29
40代は何かとお金がかかる! 子どもの教育費がピークを迎えたり、老後の備えを心配したり…家族の食費も年々増えてやりくりが大変! 賢くセーブする工夫や、ムダなお金を使わない暮らしの知恵をご紹介します。
<教えてくれた人>
Sさん(大阪府)
夫44歳、妻43歳、長男7歳、長女8歳。
結婚19年目。住まいは築12年の3LDK、持ち家一戸建て。35年ローンをボーナスで繰り上げ返済して、返済期間はあと20年。
◎TOTAL MONEY DATA◎
月収(手取り) 30万円
ボーナス(年間・手取り) 60万円
年収(手取り) 420万円
月貯蓄額 3万円
年貯蓄額 50万円
総貯蓄額 900万円
年々増える食費はこう対策してます
育ち盛り&食べ盛りの子どもたちと親の健康のことを考えると、食費はむやみに削れない。質と量をキープしながら賢くセーブ。
コストコで10日に1回肉、魚、卵をまとめ買い
まとめ買いは、1回に出ていくお金は多いけど、保存法や献立などを工夫してムダなく使い切れば食費節約に効果大。「割安なうえに、品質も味もいい大量パックはわが家では重宝してます」。
手作りパンをルーティンにしたら、安くてうまい!
毎朝分のパンを買うのはコストがかかるので、コストコで3kg789円の強力粉を購入し、2日に1回焼いて、おいしく節約。「ホームベーカリーを使えば、ラクに続きます」。
30代のときに体調を崩した夫のためにべんとうを作ったら、食費が下がった
夫の昼食は、小遣いを渡して任せた方がラク。でも30代で、外食が続いて体調を崩したことをきっかけに、長男分のついでにべんとうを作ることに。「夕食の残り+卵焼きくらいなら面倒じゃないし、医療費対策にも家計にも◎」。
"1年中何かできる"家庭菜園で家計のたしを作る
庭で、季節ごとに常時2~3種の野菜を栽培。「100均で、ラクに育てられる野菜の種を購入しています。野菜の価格が高騰する時期は大助かり。育てている野菜は、ほぼ店頭で買っていません」。
■手間をかけずにおいしく育つSさんのおすすめ野菜
春 スナップえんどう、いちご、にんにく
夏 トマト、ピーマン、リーフレタス、ゴーヤー、みょうが
秋 さつまいも、リーフレタス
冬 ミニ大根、ほうれん草
40代の暮らしの知恵
40代は自分が本当に好きな物、自分らしい物を見極めてお金を使いたい。Sさんがたどりついた、もう失敗しない、お金の使い方を教えます。
服は、「今」似合うプチプラ。バッグは「ずっと使える」高級品が正解
40代って、若作りにもおばさんっぽくもなる微妙なお年頃。
「長男と9歳離れた長女の入園式に同じスーツを着て行ったら似合わなくて……」と失敗。服は今の年齢に合う物をお手頃価格で、バッグは年齢に関係なく使える一生物を購入。
30代までにたくさん失敗したから40代からはブランド指名買い
「もともと肌が弱いので自分に合う物を探して試行錯誤した結果、今の物に落ち着きました」。40代からは、同じブランド内でランクアップしたエイジングケアシリーズを使用。
ボケ防止&家計を守るために勉強する時間をつくる
家計を守るためには、医療費のかからない体だけではなく、ボケない頭も大切。家計管理力も上がるので、ファイナンシャル・プランナーの資格取得を目指して勉強しています。
物忘れが増えたからメモ代わりの写真で買い間違いを防ぐ
ストックが切れそうな日用品などは、気がついたときにすぐスマホでパッケージを撮影。「メモをするよりも写真を撮る方が簡単だし、詰め替え用の買い間違いがありません」。
いざというときに頼れる近所の人は資産と考える
持ち家なので、近所の人との付き合いは一生物。「人とのつながりはお金には代えられません。でも、合わなそうな人とは少し距離をおき、ストレスをためないように心がけています」。
参照:『サンキュ!』2022年7月号「40代からの家計と暮らしのリアル大調査」より。掲載している情報は2022年5月現在のものです。撮影/大森忠明 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部