知らなくて損してない? 30代で1840万円貯めた主婦に聞く「お金の知識」意外な盲点
2022/10/23
知らないと損をする!お金にまつわる知識を蓄えて、もらえるお金について学び貯蓄1800万を達成。戦略的に懸賞に応募したり、移動には自転車やカーシェアを利用したりするなど、地球にもやさしいやりくり術をご紹介します。
<教えてくれた人>
台湾出身Kさん(埼玉県 37歳)
日本人の夫(31歳)と2人家族。住まいは2LDKの賃貸アパート。専業主婦。
◎TOTAL MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 34万円
世帯ボーナス(年間・手取り) 160万円
世帯年収(手取り) 570万円
月貯蓄額 16万円
年貯蓄額 352万円
総貯蓄額 1840万円
※22年6月時点
基本を学ぶ姿勢が最強「お金を知り家計を知れば百日危うからず」
【知らないと損をする】
「"彼を知り己を知れば百戦殆からず"という故事がありますが、家計も同じ」。知識不足で損をしたくないから、調べる努力は怠りません。
意識したきっかけ
勤務日数が7日足りなくて失業手当を受け取れなかった。
"日本のお金"のことを知りたくてFP3級を取得。もらえるお金の知識がアップ
お金にまつわる知識を蓄え、家計に役立てるために独学でファイナンシャル・プランナー3級を取得。確定申告の際に税控除を受けたり、つみたてNISAや株など投資も始めました。
医療費を当たり前と思わず「リフィル処方箋」など新しい制度を活用する
同じ症状で継続して薬が必要なときは、一定期間内に処方箋を繰り返し利用できる「リフィル処方箋」を医者に発行してもらいます。「診察料だけでなく、病院での待ち時間も削減できます」。
懸賞は戦略的に応募して当選率を上げる
ハガキ懸賞はスーパーで買い物中に、SNS懸賞はインスタグラム更新時に検索してお宝情報をチェック。ライバルより目立つ工夫で、食品を中心に欲しい物を次々とゲット!
K's SNS懸賞の最強テク
□ハッシュタグキャンペーンは締め切り間際に他の人とかぶりにくい写真やコメントを投稿
□応募者の数が少なそうな企業の懸賞を狙う
持続可能なやりくりだから最強「環境によい暮らしは財布にもよい」
【節約は後からついてくる】
「地球は1つだけ。資源も無限ではないから、ムダなく大事に使いたい」。その心持ちが自然と家計にもよい効果をもたらします。
移動は自転車とカーシェアを駆使して環境にも財布にも健康にも◎
出かけるときは5km以内なら徒歩、5駅以内なら自転車。車を使う場合は長時間ならレンタカー、短時間なら割安なカーシェアを利用。節約にも健康維持にも役立っています。
家具、家電は量販店の「REUSE&OUTLET」で保証付き商品も視野に
家の半分の家具、家電は中古品を愛用。「最近は量販店でもアウトレットやリユース商品が充実し、品質保証付きのものも豊富。今や中古品=粗悪品ではない。上手に選べばエコだしお得」。
参照:『サンキュ!』2022年11月号「今一番貯まる!『最強家計』大集合」より。掲載している情報は2022年9月現在のものです。撮影/キムアルム 構成/出下真紀 取材・文/平井裕子 編集/サンキュ!編集部