貯蓄1,000万の節約主婦が告白!「じつはここだけは節約していません」なポイントとは?
2024/03/20
節約主婦は、なんでもかんでも節約してそう!?いいえ、節約していないポイントもあるんです。
1,000万円貯めた節約主婦、さくのんさんに教えてもらいました。
あえて節約してないことで生まれる「心の余裕」
我が家では夫も私も同じだけ「おこずかいの中であれば自由に使える」というルールを設けています。
金額の上限はあるものの、節約せずに自由に使えるお金です。友だちとのランチや、飲み会、お菓子などの嗜好品は、おこずかいの中で自由に使います。
その自由なお金が少しあるだけで、心に余裕が生まれ、節約にメリハリがつき、我慢だけの節約から解放されるのです。
節約する目的を忘れずに、節約を忘れるポイントがあるのも、長く節約を続けるために必要なことだと思います。
「とにかく全部節約」は逆に貯まらない?
上記ルールのおかげで今ではストレスを溜めることなく貯められていますが、じつは節約しているのに貯められない時期がありました。
節約ポイントがわからず、とにかく全部節約を意識していたら、我慢ばかりの生活になり、必要なものさえもお金を使うことがストレスになっていたのです。
その結果、たまに爆発してせっかく節約で浮いたお金を散財してしまう、という悪循環に陥ってしまいました。
節約は節約の理由を明確にして、メリハリをつけて!
そこで一度、節約してお金を貯める理由を考えると、3つの結論が出ました。
1.子ども2人には、苦労かけることなく大学まで通わせてあげたいし、お金のせいで夢を諦めることになることは、避けたい。
2.夫の定年まであまり時間がないので、老後資金の準備も始めなければいけない。
3.夫と私は旅行が趣味で、子どもたちにもいろいろな場所に出かけたり、経験をさせてあげたい。
この3つのポイントをふまえ、節約していこうという理由が明確になったおかげで、節約にはメリハリが大事だと気がつきました。
1つ目2つ目に関してはまだ時間があるので、先取り貯金でしっかり着実に貯めていく。
3つ目の旅行や、経験に関しては、好きな時に好きなだけ行けるわけではないけど、旅行費やレジャー費としてしっかり年間予算に組み込み、それ以外の節約に力を入れるようにしました。
■執筆/さくのんさん…コロナ禍で食費の大幅削減に成功し、食費2万円台をキープする節約主婦。家計管理術や、コストコの押し商品などをレポートするインスタグラムが人気。インスタグラムは@sakunon_s_life
編集/サンキュ!編集部