いままでどおりの「ウエル活」をしていると損する!5月以降のウエル活について知っておくべきこと、やるべきこと新着
2024/04/17
ドラッグストアのウエルシアグループは、2024年5月よりポイント施策を変更し、WAONポイント中心に移行します。これまでTポイント(2024年4月22日からはVポイントに統合)でウエル活してきた人は、今後どうなるのかが気になるところ。そこで、節約アドバイザーの丸山晴美さんに、知っておきたいウエル活の変更点と対処法をお聞きしました。
なお、今回ご紹介する情報はすべて2024年4月時点の取材情報を基にしています。
監修: 節約アドバイザー 丸山晴美
22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...
- 5月からウエルシアで得するのはほぼWAONポイントのみに
- 新サービス「ウエルシアカード10%還元デー」もスタート
- 貯めたTポイントはWAONポイントに交換できる
- あなたにとって便利なポイ活経済圏はどれ?
みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。
お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「ウエル活の変更点」!
5月からウエルシアで得するのはほぼWAONポイントのみに
ウエルシアではこれまで、WAONポイントとTポイント(2024年4月22日からはVポイントに統合)の2種類を貯めることができました。両方のポイントカードをウエルシアメンバーに登録しておけば、ポイントの二重取りも可能でした。
ところが以下のように、2024年5月からは、段階的にWAONポイント中心のサービスに切り替わります。
【2024年5月1日から変更されるポイント施策】
・毎週月曜日のポイント2倍デー … WAONポイントのみのサービスになる
・毎月15・16日のシニアズデー … WAONポイントのみのサービスになる
・毎月20日お客様感謝デー … WAONポイント、Tポイントのどちらかを選択できるが還元率に変化あり
・ボーナスポイント … WAONポイントにのみ進呈
「お客様感謝デー」ではまだTポイントも使えますが、還元率が変わったので気をつけましょう。これまでTポイントは100円(税抜)ごとに1ポイントの還元でしたが、5月からは200円ごとに1ポイントになり、還元率が半分になります。
新サービス「ウエルシアカード10%還元デー」もスタート
2024年5月10日からは新サービスもスタートします。それが毎月10日の「ウエルシアカード10%還元デー」です。
毎月10日にウエルシアグループ対象店舗にてウエルシアカードのクレジット払いを利用してお買い物をすると、WAONポイントが10%還元され、10%オフ相当でお買い物ができるというもの。
具体的には200円(税込)ごとに20WAONポイントが還元されます(※調剤、酒類、たばこなど一部対象外商品があり)。
これについては当面、WAONポイントカードとTポイントカードの併用が可能です。
例えば、1,000円(税抜)の買い物をした場合、WAONポイントが10ポイント、Tポイントが5ポイント、ウエルシアカード決済で100ポイントの、計115ポイントが貯まり、新たなウエル活と言えそうです。
ウエルシアカードは、イオングループの対象店ではいつでもポイントが2倍貯まります。イオングループの店をよく利用する人は、作っておくとお得でしょう。
ちなみに、5月31日まで、ウエルシアカードを新規作成すると最大3,000WAONポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
貯めたTポイントはWAONポイントに交換できる
2024年9月からは「お客様感謝デー」で使える&貯まるポイントも、WAONポイントのみになります。
8月まではTポイントも使えますが、お伝えしたとおり還元率が下がるので、今後もウエル活をするなら、今からWAONポイントに換えたほうがお得と言えそう。
ちなみに、これまで貯めたTポイントは、専用のサイトでWAONポイントに1ポイントから即時交換が可能です。
あなたにとって便利なポイ活経済圏はどれ?
住んでいるエリアや、よく利用するサービスによって、楽天経済圏やPayPay経済圏、ドコモ経済圏など、有利な経済圏は異なります。
電子マネーWAONはイオンが提供する電子マネーで、WAONポイントもウエルシアカードも、イオングループの店でもお得に利用することができますから、これは「イオン経済圏」と呼べるでしょう。
今回のポイント施策変更で、多くの人がWAONに参入しやすくなり、イオン経済圏がますます広がりそうです。
経済圏を1つに絞ることで、効率よくポイ活ができます。自分はどの経済圏がお得に便利に利用できるのか、改めてチェックしてみてもいいかもしれません。
取材・文/かきの木のりみ