食費1万円減も夢じゃない!今からできる物価高を乗り切る節約術
2024/05/18
食品ロス削減コンサルタント、冷蔵庫収納スペシャリストでサンキュ!STYLEライターの佐々木麻衣です。
我が家は3人家族。以前の食費は毎月5万円でした。
今では月々3万円に減らすことができています。
そんな我が家の節約術。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
1日あたりの食費を明確にする
はじめに1日あたりの食費を計算します。
【1カ月の食費5万円の場合】
5万円÷1カ月(30日)=1日1,666円程
1日の出費としては1,666円ほどです。
そして削減する具体的な目標金額を立ててみます。
1日あたり1,666円のところを1,500円にしてみるとどうかな?と考えて計算してみます。
1日1,500円×1カ月(30日)=45,000円
1日166円減らすだけで、今よりも月々5,000円も出費が減らせます。
これならすぐにでも取り組めそう!
または【毎月3万円の食費にしたい場合】
3万円÷1カ月(30日)=1日1,000円
1日の出費を1,000円まで抑えると可能なことがわかります。
出費は日々異なるのであくまで目安ですが、
数字として表すことで現実的な目標が立てやすいですよ。
買い物には購入リストを持参
実際に行っているかたは多いかもしれませんが、まだのかたは「購入リスト」を持参するのがおすすめです。
リストを持参することで、目的の売り場へ一直線!むだな出費が減らせます。
必要なものをメモすることで買い忘れも防げるので、お店に何度も足を運ぶ必要もなくなり
「ついでにこれ買おう」なんてよけいな出費も防げます。
携帯のメモ機能を利用したり、面倒な場合は音声入力を使うと携帯に向かって話すだけで記録できるのでとても便利ですよ。
特売時の購入は適量にプラス1個まで
買い物を終えたあと「思った以上に購入してしまった」そんなふうに思うときありませんか?
とくに特売を目にするといくつもカートに入れてしまいがちです。適量を購入すればたいへん得ですが、買いすぎると金額はふくれ上がります。
まとめ買いをするときは「通常購入する量にプラス1個まで」数に上限を決めることで必要以上に購入することが少なくなりますよ。
保存方法の工夫
保存方法もとても大切です。ひと工夫で食費もむだもグッと減ります。今回は保存のコツを2つご紹介します。
1.冷蔵庫の収納
冷蔵庫の収納法ひとつでも、食材をむだにしない工夫がたくさんあります。
そのひとつに、食材は重ねずに保存することがポイントです。重ねてしまうと冷蔵庫を開けたときに、奥の物(下の物)が見えずに忘れてしまうことがあります。
とくに生鮮野菜などは、重ねることで食材が傷む原因にもなります。詰めすぎず、中の食材が一目でわかるよう整理するとよいです。食材の状態が把握でき、使う優先順位もわかりやすくなりますよ。
2.使い切れないものは早めに冷凍保存
多めに購入したものや、使い切るまでに時間がかかる食材は早めに冷凍保存をすることで期限を延ばすことができます。冷凍することで腐敗による廃棄を減らし、食材の栄養価も長く保つことができます。野菜は水洗い後にカットをして冷凍保存することで、調理もしやすくなりますよ。
◆この記事を書いたのは・・・佐々木麻衣
野菜料理家・食品ロスコンサルタント。レシピ提供や食品ロス削減ガイドブックの監修、セミナーや講座の開催、その他仙台を中心に親子畑収穫体験を開催しています。プライベートでは1児の母です。
ラクして家計費を減らす【食材の保存方法・冷蔵庫収納術】の提案が得意です。