【お金を増やす極意】急な出費にいつもドキドキする!と言わせないボーナスやりくり術
2024/06/25
金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯め達人のライターまりこさんに教わる節約のコツ。
銀行員でありながら自分のお金の管理ができなかったというまりこさんですが、ボーナスをもらったらするやりくり術を実践し始めたら、我慢ゼロでお金が貯まり始めたのだそう。
今回は、そんなまりこさんにボーナスやりくり術を紹介してもらいましょう。お金を貯めたい!と思いながら、なかなか貯められないかたはこの記事がヒントになるのではないしょうか。
急な出費に慌てる人はボーナスがすぐ消える
急に請求書が来て「慌てた!」「どこから支払えばいいのかわからなかった」という人は多いのでないでしょうか。
急な出費に慌てる人は、ボーナスもすぐに消えてなくなりがちです。「貯金したかったけどできなかった…」と毎回ボーナスが支給されるたびに後悔している声も聞きます。
ボーナスがすぐに消えてしまう理由は、「ボーナスの使い道を考えていないから」です。「家電を買うために」や「旅行に行くため」にボーナスを使ったことはボーナスの使い道を考えたとは言いづらいです。
正確には旅行や家電以外の今後半年間に必要なイベントへの支出を準備することができて、はじめて「ボーナスの使い道を考えた」と言えます。
ボーナスが消えないために今後半年間のイベント予定を書き出す
ボーナスの支給は年に2回の企業が多いと思います。なので、ボーナスを半年ごとのイベント費用にするために予算をつくることで、「ボーナスが気がついたら消えていた」ことを防ぎます。
例えば夏のボーナスは6月〜12月のイベント費用と貯金にするために割り振ります。旅行や家電の購入だけでなく保険料、税金、学費はもちろん、楽しみにしているクリスマスや誕生日、忘年会などワクワクするイベントについても書き出しましょう。
さらに、先取り貯金の金額をいくらにするか決めることができたら、より安心したボーナスの使い方ができますね。
ワクワクするイベントから予算を割り振る
さあ、これから実際に予算を割り振っていきます!ここで一番大切なのが、「ワクワクするイベント」から予算を書き出すこと!
だって、お金は毎日を、人生を楽しむために使うものです。お金をワクワクすることに使えたら、毎日の幸福度も人生の満足度も圧倒的に高くなっていきます。
予算を割り振って、ボーナスの予算が足りなくなったら、回数を減らしてみたり、金額を少し下げられないか調整してみます。例えば旅行だったらホテルのランクを変えてみる、3泊の予定を2泊にしてみるなどです。保険料の見直しを検討してみたり、副収入を得る方法を考えてみると、実現の可能性も高まってきます。
こうすることで、ボーナスをワクワクするイベントにお金を使いながら、賢くお金を貯めることもできるようになります。
お金を貯める極意はボーナスを制すること
ボーナスはお仕事をがんばったご褒美として支給されるワクワクする収入です。そのワクワクする収入を「消えてしまった…」と後悔してしまわないように、事前に予算をつくることで楽しくお金を使うことができるようになります。そしてさらに貯金もできたらとってもうれしいですよね。
今年のボーナスでは、ぜひボーナスの予算を家族で楽しみながらつくってみてはいかがでしょうか。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部